つらつらとMAZDA

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「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」に搭載されている2.0Lエンジンはパワーアップも実施されている。

(画像 MAZDA)

先週末にスーパー耐久シリーズのデビューを飾った「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」ですが、この車両に搭載されているエンジンに関する話題が出てきています。

 

 

MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」はMAZDA SPIRIT RACINGがガソリン代替カーボンニュートラル燃料を使用するスーパー耐久シリーズ用マシンとして7月21日に正式発表。

国内向けの量産モデルには設定されていないソフトトップの2.0Lモデルがベースになっているのが大きな特徴ですが、この車両に搭載されているエンジンに関する情報が出てきているので紹介したいと思います。

 

 

今回取り上げるのは「WEB CARTOP」の記事から。

ROADSTER CNF conceptは7月29・30日に開催されたスーパー耐久シリーズ第4戦(オートポリス)でデビューを飾りましたが、CARTOPは同マシンの開発を担当されているパワートレイン開発部の佐々木健二さんへ取材を実施。

リンク先の記事によると・・・。

軽さを残すために1500ccのボディ(ソフトトップ車)を使用していますが、2000ccのエンジンを搭載するほか、パワーアップも実施しました。

佐々木さんによると2.0Lエンジンを搭載している事に加えて、パワーアップも実施しているとの事。

量産モデルに搭載されている2.0Lエンジン(SKYACTIV-G 2.0)の最高出力は184psですが、佐々木さんによるとギヤボックスやクラッチはノーマルはノーマルのままとの事なので、多めに見積もってもパワーアップした最高出力は200ps弱あたりでしょうか?

 

 

ROADSTER CNF conceptはカーボンニュートラル燃料の普及促進に向けた実証実験が主な目的ですが、この車両の開発には量産車開発に携わるエンジニアも従事しているとの事なので、現行モデルの商品改良や次期型に向けて知見やノウハウを集める目的もあるかもしれません。

さらに、ロードスターの開発担当者はソフトトップの2.0Lモデルを国内にも導入する事を検討しているようなので、国内販売される時はエンジンがさらにスペックUPしてる可能性も考えられます。

ただし、これまで確認した情報や噂を見る限りだと今年の大幅改良で2.0Lエンジンの変更は無さそうなので、早くとも来年以降でしょうか・・・?

 

先日のデビュー戦で見事完走(ST-Qクラス4位)を果たしたROADSTER CNF conceptですが、今後の活躍と合わせて量産車へのフィードバックがどれだけ実現するのか楽しみですね。