来週開幕の北京モーターショーで正式発表予定になっているマツダと長安汽車の共同開発第一弾モデルですが、このモデルと思われるテスト車両の新たな画像が出てきました。
マツダと長安汽車が共同開発しているBEV/PHEV第一弾(通称:J90A)は今月開催の北京モーターショーで正式発表される予定となっておりティザー画像もこれまで4枚公開されてきましたが、現地ではJ90Aと思われるテスト車両の目撃談も出ている状況。
これまで公開されたティザー画像と照らし合わせるとJ90Aのテスト車両である可能性が高まっていましたが、さらに新たな画像が出てきています。
まずは中国・黄石市の長安マツダディーラーが公式SNS(Dǒuyīn=TikTok)に投稿している画像から。
撮影された場所は不明ですがフロントのLEDシグネチャーは以前目撃されたテスト車両でも確認されているのに加えて5ドアハッチやクーペを思わせるボディフォルムもティザー画像と同じなので、このテスト車両もJ90Aの可能性がかなり高そうですね(現地では"新型MAZDA6"とも呼ばれてる場合も多い)
今回もほぼボディ全面がカモフラージュされていますが、カモフラージュが少し剥がされているホイールを見ると「CX-4」「CX-5」に装着されていた物と同じデザインにも見えます。
ただ、あくまでテスト車両なので量産車のホイールは全く別のデザインになる可能性も十分考えられますが・・・。
続いて紹介するのはこちらも中国のSNSである「Weibo」に投稿された写真。
ヘッドライトのシグネチャーLEDが先に紹介した車両と同じ形状なのでこちらもJ90Aと思われるテスト車両ですが、2枚目の写真には内装の一部も写っているのが大きなポイント。
J90Aと思われるテスト車両の内装を撮った写真はこれが初めてですが、ダッシュボードの真ん中には大型の液晶パネルらしき物が装着されており、ステアリングをよく見るとブラウン系の2トーンカラーになっています。
J90Aのベース車両と有力視されている「深藍SL03」もダッシュボード中央に液晶パネルが装着されていて2トーンカラーのステアリングを採用した内装が用意されている事から、基本的な内装パーツは共通でしょうか・・・?
ただし調べた限りだと深藍SL03にブラウン系の内装は設定されていないようなので、これはJ90Aオリジナルカラーかもしれません。
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そして2枚目の写真でもう一つ注目なのはドアハンドル。
走行中に撮影されたと思われる1枚目の写真ではドアハンドルの出っ張りが確認できないので格納式のドアハンドルと思われます。
これも深藍SL03に採用されているので共通化されてそうですね。
そして最後に紹介するのが中国の自動車メディア「autohome」の記事。
autohomeはリンク先の記事で"J90Aの内装写真を入手した"としてメーターの写真を掲載。
情報源が書かれていないので信憑性が微妙に感じていたのですが、先に紹介した写真と同様にステアリングがブラウン系の2トーンカラーなので、本当にJ90Aの内装かもしれません。
一緒に映ってる液晶メーターは深藍SL03と同じようですが、表示やグラフィックは別になるのか気になるところ・・・・。
今回新たに見つけた写真は以上になりますが、正式発表される北京モーターショー開幕が近づくにつれてティザー画像以外の情報も増えてきましたね。
これまで見た限りだと外装はマツダ独自デザインになりそうな部分がそこそこありそうな一方で、内装は深藍SL03とほぼ共通化してカラーで差別化する感じでしょうか・・・?
今のところJ90Aは中国専売モデルになる可能性がかなり高いですが、マツダがSUV以外の新車を発表するのは久しぶりなので楽しみです。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。