かつて英国ツーリングカー選手権に参戦していたマツダ車が約30年ぶりに英国のレースに出場する話題が出てきました。
マツダのモータースポーツ活動と言えばル・マン24時間などのロータリーエンジン搭載車をイメージする人がかなり多いかもしれませんが、レシプロエンジン搭載車でもWRCや国内外のツーリングカーレースに参戦した歴史があり、今回紹介するのは英国ツーリングカー選手権(BTCC)に参戦していた車両。
The 1993 Xedos6 BTCC car inspired a livery for the @27racers RX-Vision GT3 virtual concept race in May. As did @MattNealRacing Mazda 323F from the 1994 Touring Car World Cup #tbt https://t.co/CXkTCQJpuI pic.twitter.com/Rb2IOC7bjB
— Mazda UK PR (@mazdaukpr) 2020年11月5日
マツダは石油メーカーShellとタッグを組んで1992年から「323F(ランティス)」でBTCCへ参戦開始しましたが、BMWなどの強豪チーム相手に苦戦した事を受けて翌年に投入したのが「Xedos 6(ユーノス500)」
こちらも表彰台に上る事は出来ませんでしたが、英国の名門ザイテック社(現:ギブソン・テクノロジー)によってチューニングされたV6 2.0Lエンジンの効果もあってポールポジション獲得や3回の4位入賞で速さを見せた場面もありました。
その後BTCCを走っていたXedos 6はニュージーランドで保存されている情報も見かけましたが、海外メディアによると久しぶりに英国のレースへ出場するようです。
〇英国のモータースポーツ専門メディア「AUTOSPORT」
Mazda BTCC Super Tourer from 1993 to race in the UK for first time in 30 years
英国AUTOSPORTによるとBTCCへ参戦していたXedos 6は現在ニュージーランド在住のPaul McCarthy氏が保有しており、今年6月に英国で開催されるクラシックカーレース"Super Touring Power 3"に出場予定との事。
マツダがBTCCから完全撤退したのが1994年なので、ほぼ30年ぶりに英国のレースに"復帰"する事になります。
Paul McCarthy氏は2016年にこの車両を米国で購入したようですが、購入時はエンジンが特に傷んでた事から極力オリジナルのままでレストアを実施。
最近ではニュージーランドのツーリングカー専門メディアで取り上げられた記録もあります。
日本ではあまり馴染みが無いかもしれないBTCC仕様のXedos 6ですが、動画を見る限りだとレース用にチューニングされたV6 2.0Lエンジンはかなりいいサウンドなので、6月のレースもLIVE等で見れると嬉しいですね。
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