
中国以外でも販売する計画が出ている「EZ-6 / MAZDA6e」ですが、さらに導入地域が増える可能性が高まってきました。
マツダと中国の合弁パートナー長安汽車と共同開発したBEV/PHEV第1弾として昨年登場した「EZ-6」に関しては、今年1月に欧州マツダが「MAZDA6e」の車名で導入を正式発表しており、他にタイや南アフリカにも導入予定。
今後どこまで導入地域が増えるのか気になっていましたが、当初からMAZDA6e導入検討中と報道されていたオーストラリアマツダが本格的に動き出したようです。
〇CarExpert
“At this stage, the only one we’re building a business case for, because it’s available in right-hand drive, is the Mazda 6e, and we’re only doing a business case,” confirmed Mazda Australia managing director Vinesh Bhindi to Australian media, stressing it wasn’t a foregone conclusion.
「現在は右ハンドル仕様が発表されているMAZDA6e導入に向けた事業計画を立案している段階だ」とオーストラリアマツダのVinesh Bhindi社長は現地メディアの取材で回答しており、これは当然の結論ではないと強調した。
“Australia offers the most amount of models, as many as we can – when you look at the global portfolio, we offer the most [of any market globally] – so we don’t want to abandon that strategy.
I think if the government is really determined to reduce our carbon footprint from Australia, I can only expect they will go stronger and harder towards battery electric-powered cars.
「オーストラリアはできる限り多くのモデルを提供しています。世界的なポートフォリオを見ると、私たちは(世界のどの市場よりも)最も多くのモデルを提供しています。ですから、私たちはその戦略を放棄したくありません。
もし政府がオーストラリアの二酸化炭素排出量を削減することに本当に強い決意を持っているのであれば、電気自動車への取り組みをより一層強化していくと期待しています。」
〇CHASING CARS
(オーストラリアマツダの商品戦略責任者Daniel Wakelam氏のコメント)
“To get the[6e] program across the line with Japan, we have to come up with a business case. That is what we put to them—we can sell this many cars, and make this much profit.”
“The UK are desperate for the [6e] so they did the heavy lifting,” Wakelam revealed. “They got the [RHD] business plan approved. Once RHD is available, it makes it easier [to bring it to Australia].
「MAZDA6e導入計画をマツダ本社と合意するには、ビジネスケースを提示しなければなりません。私たちが彼らに提示したのは、これだけの台数の車を販売すれば、これだけの利益が得られるというビジネスケースです。」
「MAZDA6e導入を熱望していた英国マツダは、計画実現に大変苦労をしました」とWakelam氏は明かした。「英国マツダによって右ハンドル仕様の事業計画が承認されたので、オーストラリアへの導入も容易になります。」
“We all want [the CX-6e], so if it becomes available, we will be asking for it,” said Mazda Australia national manager of product and business strategy Daniel Wakelam. “The business case [for CX-6e] will be a bit easier. Because it’s a medium SUV, it is pretty straightforward.”
「CX-6e(※)は誰もが欲しいと思っているので、もし発売されれば必ず導入をリクエストします」とオーストラリアマツダの商品戦略責任者Daniel Wakelam氏は述べた。「CX-6eのビジネスケースはよりやりやすくなるでしょう。ミディアムSUVなので非常に分かりやすいのです。」
※EZ-60はまだ中国しか発表されていませんが、EZ-6と同様に欧州でも販売される可能性が高く車名は商標出願されている「CX-6e」が有力視されている。
複数のオーストラリアメディアが今週に入ってからオーストラリアマツダの関係者へ取材を行った記事を掲載していますが、導入検討中と言われていたMAZDA6eに関してはすでに導入へ向けた事業計画をマツダ本社へ提案しているようです。
オーストラリアマツダはグローバルで最も新車ラインナップが充実している市場なのでMAZDA6eもこれに加わる可能性がより高まった感じですが、右ハンドル仕様に関しては英国マツダが実現まで苦労していた模様。
おそらくマツダ本体だけでなく車体やパワートレイン開発担当の長安汽車を説得するのが大変だったのでしょうね・・・。
一方、先月末には共同開発第2弾モデル「EZ-60」が中国でワールドプレミアされていますが、オーストラリアマツダは右ハンドル仕様が発表された場合は必ずリクエストする方針を決めてるとの事。
EZ-60はまだ中国しか発表されていませんが、すでにEZ-6と同様に欧州でも販売されるのがほぼ確実となっており、車名も商標出願されていた"CX-6e"が有力視されています。
EZ-6とEZ-60はプラットフォームやパワートレインがほぼ共通なので、おそらく右ハンドル仕様もいずれ発表されるでしょうね。


MAZDA6eオーストラリア導入はまだ最終決定されていないものの、これまでの流れや今回の報道を見ると実現する可能性はかなり高そう・・・。
欧州以外でMAZDA6e導入の話が出てきてる国はいずれも右ハンドル市場(南アフリカ・タイ)なので、日本も今後関係してくるのか気になるところ。
個人的にはマツダ自社開発でDセグメントのセダン/ワゴンを期待したい気持ちがあるのでやや複雑な心境ですが、中国で発表されたEZ-6のスポーツバージョンは中々魅力的なので、今後の動向に注目しておきたいと思います。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)