
一部地域で販売されているMAZDA2の2.0Lエンジン搭載モデルに関する話題が出てきました。
2014年登場の現行MAZDA2に搭載されるエンジンは2023年まで1.5L(ガソリン/ディーゼル)が最大排気量でしたが、2023年末には2.0Lガソリンエンジンモデルがメキシコを中心とする中南米市場に登場。




2.0LエンジンがMAZDA2に搭載されたのは歴代初でもある事に加えて、専用の2本出しマフラーとアンダースポイラーも装備された事もあって日本でも大きな反響を呼びましたが、このモデルの導入検討をしていた話題が出てきています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「CARSALES」が掲載した記事。
In Mexico, Mazda offers the Mazda2 hatch and sedan with a 2.0-litre petrol engine option, as well as the 1.5-litre naturally aspirated petrol that we get over here.
メキシコで販売されているMAZDA2のハッチバック/セダンには、日本やオーストラリアでも標準搭載されている1.5リッター自然吸気ガソリンエンジンに加え、2.0リッター自然吸気ガソリンエンジンも提供しています。
Hardly an asphalt-scorcher, then, but considering the Mazda2 is a 1.1-tonne featherweight, it would have translated into perky performance nevertheless. That wasn’t lost on Mazda’s product planners.
“We tried, we tried,” Mazda Australia’s national manager of product and business strategy Daniel Wakelam said.
“But it’s left-hand drive only.”
アスファルトを焦がすような車ではないものの、MAZDA2が1.1トンという超軽量車であることを考えると、軽快なパフォーマンスを発揮していたはずだ。マツダの製品企画担当者もその点を理解していた。
「何度も要望を出しました」と、オーストラリアマツダの製品・事業戦略担当マネージャーDaniel Wakelam氏は語る。
「しかし、左ハンドルのみです。」
The 2.0-litre version of the Mazda2 is only built at the company’s Mexico assembly plant in Salamanca, Guanajuato, and produced exclusively for Mexico and other Latin American markets across Central and South America.
With all those destinations being left-hand drive markets, a right-hook version is simply off the cards for Australia.
MAZDA2の2.0リッターモデルは、メキシコのグアナファト州サラマンカにある組立工場でのみ生産されており、販売されてるのはメキシコおよび中南米のラテンアメリカ市場のみだ。
これらの市場はすべて左ハンドル市場であるため、オーストラリアで右ハンドルモデルを販売することは到底考えられない。
CARSALESはジャパンモビリティショーで新しい小型のコンセプトカー”VISION X-COMPACT"が発表されたのを受けてオーストラリアマツダへ取材を行っていますが、取材に対応したDaniel Wakelam氏は中南米で販売されているMAZDA2の2.0Lエンジンモデルを導入検討していた事を明言。
記事を読む限りだとマツダ本社へ度々要望を出していたようですが、メキシコ工場でのみ生産されてる事や、左ハンドル車しか用意されて無い事から実現には至らなかったようです。
オーストラリアマツダは新車ラインナップが世界で最も充実しており、モデルラインナップ拡充にも積極的ですが、CX-50やMAZDA3の2.5Lターボモデルと同様に右ハンドルを新たに開発する必要性がネックになってますね・・・。
☆オーストラリアマツダは他にもCX-50やMAZDA3 2.5Lターボモデルも導入を検討していたが現在も実現せず・・・。
MAZDA2の2.0Lエンジン搭載モデルは日本や東南アジア等でも話題になってたので、これらの市場からも要望の声が挙がれば右ハンドル車が実現するかもしれませんが、ここ最近はMAZDA2自体の先行きが不透明になりつつあるので、今から現行モデルの2.0Lエンジンモデルが日本などに導入する可能性は限りなく低い状況・・・。
ジャパンモビリティショーで公開されたVISION X-COMPACTもあくまでビジョンモデルですが、発表後の反響がかなり大きい印象もあるので新しいコンパクトカーで"ホットな仕様"も期待したいですね。
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令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
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