
ドイツマツダが来年の商品戦略に関する情報を一部表明しました。
今回取り上げるのはドイツの自動車メディア「AUTOHAUS」が昨日公開した記事。
Dabei betonte Kaplan die strategische Bedeutung der anstehenden Modelloffensive.
Ein neues Elektromodell, der neue CX-5 sowie ein verstärktes Engagement im Kleinwagensegment sollen Mazda ab 2026 wieder stärker positionieren.
"Gerade im Kleinwagenbereich ist noch viel Markt zu machen", so Kaplan.
(ドイツマツダCEOの)Kaplan氏は、今後のモデル攻勢の戦略的重要性を強調しました。
新しい電気自動車モデル、新型CX-5、そしてコンパクトモデルへの取り組み強化により、2026年以降マツダは再び強力な地盤を確立する見通しです。
「特に小型車セグメントは、まだ大きな市場開拓の余地があります」とKaplan氏は述べています。
ドイツでは国内のマツダ販売店協会主催の年次総会がライプツィヒで最近行われたようですが、総会に出席したドイツマツダCEOのBernhard Kaplan氏は2026年以降の商品戦略として「新型BEV」「新型CX-5」「コンパクトモデルへの取り組み強化」の3つを挙げたようです。
新型CX-5に関しては、欧州で先行予約がすでに開始されていて年内にも販売開始予定ですが、これ以外に2つの取り組みが表明されたのは中々注目ポイントかもしれません。
◎新型BEV


欧州へ導入されるマツダの新型BEVモデルに関しては、長安汽車と共同開発した第2弾モデル「EZ-60」が以前から有力候補に挙がっており、今年4月以降にテスト車両も度々欧州でスクープ・・・。
加えて、昨年9月に公開された「CX-6e」という商標出願がEZ-60の欧州仕様名になるのでは?という見方も強まっています。
長安汽車と共同開発した第1弾モデル「EZ-6」も欧州では「MAZDA6e」の車名で販売されているので、EZ-60も同じ手法で欧州導入が導入されるのがほぼ確実でしょうか?
◎コンパクトモデル


新型CX-5やBEVモデルだけでなくコンパクトモデルの取り組み強化も注目ですが、今回はドイツの商品戦略なので「MAZDA3」「CX-30」「MAZDA2 Hybrid(ヤリスOEM)」が対象だと思われます。
「MAZDA3」「CX-30」に関しては日本と北米で年次改良(2026年モデル)が9~10月にかけて発表されましたが、欧州ではまだ何も動きが無いので年次改良モデル発表がそろそろあるかも・・・?
日本仕様はグレード追加とタッチ操作対応くらいしか変更がありませんでしたが、米国ではCX-30に新しい内装(Aire Edition)が追加されてるので、欧州仕様ではどのような改良内容になるのか気になります。
2021年から販売されているヤリスOEMモデル「MAZDA2 Hybrid」も2023年にフェイスリフトを実施してから2年が経過したので、そろそろ何らかの改良が行われるかもしれません。
日本ではオリジナルのMAZDA2に関して様々な噂や憶測が飛び交っていますが、欧州では引き続きMAZDA2 Hybridを販売継続するはず・・・。
あと、欧州では今年6月頃に「ヤリスクロスもOEM供給されるかもしれない?」という噂が出ていましたが、今のところ信憑性は不明のままです。
欧州では新型CX-5に続いて「CX-60/CX-80 2026年モデル」も正式発表されたので、これからBEVモデル導入やコンパクトモデル強化を実施するのは順序通りかもしれませんが、日本ではMAZDA2/CX-3の今後に関する噂や憶測が飛び交ってるので、コンパクトモデルの今後が読みにくい状況・・・。
タイで生産される新型コンパクトSUV発表もまだしばらく先だと思うので、グローバルの商品ロードマップが公開されると嬉しいですね。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)