
マツダから新型コンパクトSUV生産計画が発表事で注目が集まっているタイですが、本日生産・販売体制強化に関するリリースが出ました。
現在マツダのタイ工場ではMAZDA2・MAZDA3・CX-3・CX-30が生産されていますが、マツダの毛籠社長は昨日タイ政府を表敬訪問して新型コンパクトSUV生産を目的とした追加投資を表明。


調印会見では新型コンパクトSUVと思われるデザインスケッチまで披露されましたが、本日追加投資に関するプレスカンファレンスがタイ国内で実施されています。
◎現地メディア「autolifethailand.tv」のレポート

本日タイ国内で開催されたマツダのプレスカンファレンスでは昨日取り上げた新型コンパクトSUV生産だけでなく、今後3年以内にタイへ電動化モデルを5車種(BEV2車種、PHEV1車種、HEV2車種)投入する計画も発表。
その内1つは先月欧州で発表された「MAZDA6e」で、タイ仕様を年内に正式発表予定とも発表されました。
MAZDA6eに関してはすでに南アフリカとオーストラリアの関係者から導入を検討する証言が出ていましたが、欧州以外で販売する事が正式発表されたのは今回が初になります。
会場で公開されたプレゼン資料を見る限りだと残る4車種はいずれもSUVに見えますが、個人的な予想を挙げてみると・・・。
☆BEV
☆PHEV
⇒「CX-80」
☆HEV
まずBEVモデルに関しては、MAZDA6e導入が正式発表された事に加えてマツダが開発しているEV専用プラットフォームの市場導入も2027年以降に予定されてる事から、長安汽車との共同開発第2弾モデルと予想。
共同開発第2弾モデルは4月の上海モーターショーでワールドプレミア予定なので、このタイミングで導入地域に関する情報も出てくるかもしれません。
続いてPHEVモデルはまだタイ市場に導入されていないラージ商品群SUVのPHEVが有力候補。
現在タイマツダが販売しているミドルクラスSUVはCX-5とCX-8ですが、2列シートSUVは長安汽車との共同開発第2弾モデルやCX-5(次期型含む)でも十分カバー可能に思えたので、CX-60ではなくCX-80 PHEVを候補に挙げてみました。
Mazda Sales (Thailand) Co., Ltd. | บริษัท มาสด้า เซลส์ (ประเทศไทย) จำกัด

最後のHEVモデルはマイルドハイブリッド搭載が公表された新型コンパクトSUVと新型ストロングハイブリッド搭載が予告されている次期CX-5の2車種と予想。
次期CX-5は今年夏~後半にワールドプレミアされる可能性が高いので2027年~2028年導入はかなり遅く感じる人も多いと思いますが、タイではCX-5の商品改良が日本や欧米より遅れて実施されるので、次期CX-5の導入もある程度遅れると思われます。


ちなみに、タイランドマツダは2022年~昨年にかけて「MX-30(EVモデル、R-EV)」を国内で参考展示していたので、BEV・PHEVの候補に入る予感もしたのですが、実際に導入する情報や噂が出てこないので今回は候補から外しました。
昨日から今日にかけて注目すべき内容が多く発表されましたが、マツダはASEAN市場向けの輸出拠点としてタイをかなり重要視している印象なので、今後さらにチェックすべき市場になるのは間違いなさそう・・・。
新型コンパクトSUVに関しては今後日本でも情報が公開されると思うので合わせて注目しておきたいと思います。
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