つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週登録されたマツダの特許(2020.4.15)

今週登録されたマツダの特許は5件。

f:id:taku2_4885:20200415140138j:plain

(画像 ipforce.jp)

その中から気になった内容を一つ取り上げます。

 

 

今回取り上げるのは「車両運転支援システム」という内容。

特許6683163 | 知財ポータル「IP Force」

 

f:id:taku2_4885:20200415140138j:plain
f:id:taku2_4885:20200415140145j:plain
f:id:taku2_4885:20200415140154j:plain
f:id:taku2_4885:20200415140202j:plain
f:id:taku2_4885:20200415140209j:plain
f:id:taku2_4885:20200415140238p:plain
f:id:taku2_4885:20200415140343p:plain
f:id:taku2_4885:20200415140355p:plain
(画像 ipforce.jp)

特許の目的は・・・

この装置では多数の車両からのデータに基づいて作成された最良ドライバモデルを基準とし、個人ドライバモデルと最良ドライバモデルとの間に差分が生じる場合、差分に対応して運転者へアドバイスが提供されるようになっている。

車両から画像認識処理に用いたデータを学習サーバへ送信し、このデータを用いて学習サーバにて学習処理が実行される。

これにより、画像認識処理に用いられるパラメータの更新データが生成され、この更新データにより車両にてパラメータが更新されるようになっている。

車両制御処理を逐次更新可能であることは、より良好な車両制御の確保のために好ましい。しかしながら、単に予め設定された車両制御因子のみを更新するだけでは、運転者の運転特性に最適な車両制御処理を実現できないおそれがあった。

本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、運転者の運転特性に最適な車両制御処理を提供可能な車両運転支援システムを提供することを目的とする。

難しい文章が並んでいますが、自分なりに解釈すると「i-DMの進化版?」という印象です。

 

”i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)”は現行マツダ車に搭載されている「しなやかな運転」ができるように運転技術の向上を支援するシステム。

【MAZDA】i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)|マツダコネクト

現在まで搭載されてるのは車載のコンピュータ内でバネマスモデルを使って計算するシステム。

上記の特許はこれのさらなる進化系で共有サーバーに多くの運転データを集め、最良スコアのドライバーをモデルにして他のドライバーへアドバイスが送られるようにしようとしてるのでは?

 

ちなみに現在のi-DM内に入っているベストドライビングデータはあの片山義美さんのものです。

 

さらに、これらの内容に関係するかまだ謎ではありますが、先月に公開されていたMazda Intelligent Drive Select」「ミードライブ」「ミードラ」というマツダが出願中の3つの商標があります。

これらのうちのどれかが”進化版i-DM”の名称なのでは?という妄想が膨らんでいますが実際はどうなのか・・・?

こうやって妄想してるのが楽しいのですけどね(笑)

 

 

今週の特許は以上になります。

明日の出願公開でどのような内容が出てくるのか楽しみにしたいと思います♪