米国で大きな影響力がある消費者情報誌「コンシューマー・レポート」
本日、同誌が発表した自動車ブランド信頼度調査の最新結果でマツダが初の首位に選ばれました。
「コンシューマー・レポート」は非営利の消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオン(Consumers Union)が、1936年から発行している米国の月刊誌。
レポートや記事の公平性を維持するために一般企業の広告や広告目的に使用する記事の掲載を一切認めていないのが特徴です。
自動車に限らず様々な商品やブランドの信頼性を調査しています(画像はほんの一例)
このコンシューマー・レポートで特に注目度が高い自動車特集の最新調査結果が発表され、マツダが自動車ブランド信頼度調査で初の首位に輝きました。
Who Makes the Most Reliable New Cars? - Consumer Reports
ランキング上位が当たり前と言えるトヨタ・レクサスを抑えての首位はかなり嬉しいですね。
ホンダ・スバルもTOP10に入っているので日本車の信頼度が高い事も実感できます。
車種別に詳しい評価内容も公開されています。
MX-5 Miata(ロードスター)とCX-30が特に高い評価を得ている事が分かります。
〇MX-5 Miataの主な評価ポイント
・楽しくて正確な6速マニュアル
・素早くて正確ステアリングによって得られる崇高なフィーリング
・簡単に開閉可能なソフトトップ
〇CX-30の主な評価ポイント
・あらゆる場面で優れた燃費性能
・応答性の高いハンドリング
・よく整えられているインテリア
これに対してCX-9・MAZDA3のポイントがやや低い理由ですが・・・
〇CX-9
・3列目シートがタイト
〇MAZDA3
・歴代モデルよりスポーティでは無くなった。
MAZDA3に関してはSKYACTIV-G 2.5ターボモデルの販売が開始されたので今後どのように評価されるのか注目ですね。
コンシューマーレポートはこれと同時に「信頼出来る車・出来ない車」それぞれのTOP10も発表していますが、CX-5が信頼できる車ランキングで10位にランクインしています。
10 Most Reliable Cars - Consumer Reports
多くのブランド・車種がひしめき合っている米国でTOP10に入るのはかなりスゴイ事だと思います。
CX-5は米国でも最量販車種なのでなおさら嬉しいですね。
コンシューマー・レポートによる評価ランキングの結果は米国での新車・中古車販売にも大きな影響を与えると言われているので、今後さらに北米市場を重要視していく方針のマツダにとってはかなり朗報と言えそうです。
北米市場におけるマツダの販売台数も先月は前年比16.5%プラスを記録、新型コロナウイルスによる影響からも着実に回復しているので今後も販売台数と信頼度の両立が続く事を期待します。