
米国の自動車関連機関が10代の若者へ推奨できる自動車リストに多くのマツダ車を選出しました。
今回多くのマツダ車が選出されたのは米国道路安全保険協会(IIHS)とコンシューマー・レポート(CR)が共同で実施している「Safe vehicles for teens」
☆米国道路安全保険協会(IIHS)
米国の保険業界が1959年に立ち上げた非営利組織で、自家用向けと想定される車種を対象に衝突安全や安全装備の性能試験を定期的に実施。
☆コンシューマー・レポート(CR)
非営利の消費者組織コンシューマーズ・ユニオン(Consumers Union)が1936年から発行している米国の月刊誌で、自動車に限らず様々な商品に関する調査を実施。
https://www.consumerreports.org/
(画像 コンシューマー・レポート)
両社はそれぞれ自動車の安全性や品質を独自調査して優れた自動車を定期的に発表していますが、毎年春に免許を取得したばかりの10代へ推奨できる自動車を共同で選出。
今年の推奨リストが5月1日付で発表され、見事マツダ車が多く選出されました。
〇米国道路安全保険協会(IIHS)公式YouTube
☆現行車(2025年モデル)
【主な選出条件】
①米国道路安全保険協会の安全性評価「TOP SAFETY PICK+」or「TOP SAFETY PICK」を獲得済み。
②コンシューマー・レポートで一定上の評価スコアを獲得(走行性能:5点満点中3点以上)(スイッチやディスプレイの操作性:5点満点中2点以上)
③車両本体価格:45,000ドル以下
・MAZDA3 ハッチバック/セダン
・CX-30
・CX-50
・CX-70
・CX-90
☆旧型車(2024年モデル以前)
【主な選出条件】
①米国道路安全保険協会の衝突試験全て"GOOD"評価を獲得した実績。
②車両重量が2,750ポンド(約1,200kg)以上。
②コンシューマー・レポートで一定上の評価スコアを獲得(走行性能:5点満点中3点以上)(スイッチやディスプレイの操作性:5点満点中2点以上)
・先代MAZDA3 ハッチバック/セダン(2014~2018年モデル)
・現行MAZDA3 ハッチバック/セダン(2019~2024年モデル)
・現行MAZDA6(2016~2021年モデル)
・CX-3(2016~2021年モデル)
・先代CX-5(2014~2016年モデル)
・現行CX-5(2017~2024年モデル)
・CX-30(2022~2024年モデル)
・現行CX-9(2017~2023年モデル)
「Safe vehicles for teens」は新型車・旧型車それぞれ選出されますが、マツダ車はほとんどの車種が選出。
MX-5(ロードスター)が含まれていないのは、米国道路安全保険協会がスポーツカーの安全性評価をほとんど実施していない事が関係しています。
10代の若者を対象にしている事から新型車では45,000ドル以下という価格条件が含まれていますが、旧型車の評価基準に車両重量が含まれてるのも米国らしい感じでしょうか・・・?
さらに、運転の集中力が散漫になるのを防ぐために、スイッチやディスプレイ(タッチパネル)の操作性も評価に入っているのは時代を感じます。
マツダは以前から米国の関係機関で安全性や品質が高く評価された実績があり、今年は米国道路安全保険協会(IIHS)の2025年安全性評価で"TOP SAFETY PICK+"を最も多く獲得したブランドでもあるので、このあたりも後押しになったでしょうね。
マツダはSKYACTIVテクノロジーと魂動デザイン導入に合わせてブランド価値経営(欧州メーカーのような高級化を目指す事では無い)を推進してきましたが、将来を考えると若いユーザー獲得も重要なので今回の高評価は嬉しいポイント。
北米市場は関税の行方が気になるところですが、引き続き年齢層を問わず人気を獲得していく事に期待です。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)
