本日新たに公開されたマツダが出願中の特許は8件。
その中から気になった内容を取り上げます。
まずは「車両のパワーユニットマウント構造」という題名の内容。
特開2021-70334 | 知財ポータル「IP Force」
こちらは「FR車のパワートレインのマウント方法」に関する内容です。
〇資料に記載されている特許の目的
従来の特許ではパワーユニットマウントのブラケット構造の面やフレーム構造の面から、トランスミッションにより生ずるギヤノイズを対策してきた。
これに対して、本発明は、パワーユニットマウントのマウント本体自体でパワーユニットから車体への振動の伝搬に対策することを課題とする。
次は「エンジンの排気システム」という題名の内容。
特開2021-71089 | 知財ポータル「IP Force」
こちらは「縦置きのツインスクロール式ガソリンターボエンジン」に関する内容です。
今回の特許資料に気筒数は書かれていませんが、参考までにマツダが昨年秋に公開した直6ガソリンエンジンと思われる画像と並べてみると・・・。
かなり似ているので直6エンジンに思えますね。
ただ、以前から環境規制が厳しくなる事は明白だった事を考えると通常のガソリンターボでは無く「SKYACTIV-X」という可能性もあるかもしれません。
〇資料に記載されている特許の目的
本発明は、タービンハウジング回りに排気通路をコンパクトに配設しつつセンサ等の上端の高さ位置を低く抑えることのできるエンジンの排気システムを提供することを目的とする。
今週気になった内容は以上となります。
来週以降も気になる内容があれば取り上げていきたいと思います。