来年1月にワールドプレミア予定となっているマツダのラージ商品群SUV「CX-90」ですが、マツダが2023年後半に中国市場にも投入する方針を明らかにしたようです。
「CX-90」はラージ商品群の中でもワイドボディの3列シートSUVとして来年1月にワールドプレミア予定。
これまで北米とオーストラリアのマツダが導入を表明していましたが、中国にも投入する方針が本日発表されたようです。
今回取り上げるのはマツダに関する信憑性の高い情報でおなじみ「中国新聞」の記事。
リンク先によると・・・
・マツダはCX-90を2023年後半に中国市場へ投入する事を明らかにした。
・北米などに輸出するCX-90は防府第2工場で生産予定だが、中国向けの仕様や生産地はまだ未発表。
前回のブログでも取り上げたように中国では本日午後に「CX-50 中国仕様」が正式発表されましたが、現地メディアの記事で「CX-90」の導入も合わせて公表された可能性が浮上していました。
以前から信憑性の高い情報を報じる中国新聞が報じた事でCX-90が中国市場にも投入されるのはほぼ確実となった感じですね。
今のところ中国向けのCX-90に関する詳細は明らかにされてないようですが、気になるのは「生産地」
中国で販売される車両はほぼ全て現地生産されていますが、生産されている車両は全てFFベースのみ。
対する「CX-90」はFRベースなので現地生産するには日本と同様に生産ラインを大幅に改修する必要が出てくる可能性が高いです。
(防府工場もラージ商品群生産開始に合わせて大幅改修を実施)
一方で、以前より低くはなったものの日本から中国への輸出には関税(自動車=15%、自動車部品=6%)が掛かるので、どちらを選択するのか気になるところ・・・。
コロナ禍やそれに伴うロックダウンの影響もあってしばらく販売不振になっていた長安マツダですが、CX-50に続いてCX-90も導入される事が確実になったのでどこまで巻き返せるのか注目です。