つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

毛籠社長がジャパンモビリティショーの出展内容を解説、「MAZDA VISION X-COUPE」のロータリーエンジンは駆動用と明言。

(画像 MAZDA)

マツダのジャパンモビリティショー2025出展内容の続報が出てきています。

 

 

 

昨日プレスデーを迎えたジャパンモビリティショーでは各メーカーから新型モデルの発表がありましたが、マツダも「新型CX-5(欧州仕様)」の国内初披露に加えて、新しいビジョンモデル「VISION X-COUPE」「VISION X-COMPACT」をワールドプレミア。

左:「VISION X-COUPE」、右:「VISION X-COMPACT」(画像 MAZDA)

今後の行方に注目が集まってるロータリーエンジンとコンパクトカーに関連する事もあって大きな反響を集めていますが、マツダの毛籠社長が出展内容を詳しく紹介している動画があったので取り上げたいと思います。

 

 

 

今回取り上げるのは中国放送RCC)公式YouTubeに投稿された動画。

RCCはジャパンモビリティショー取材の中で毛籠社長へ独占インタビューを実施してましたが、毛籠社長がプレスカンファレンスやニュースリリースで触れていないポイントも多く回答していたので車種別に紹介・・・。

 

MAZDA VISION X-COUPE(スタート~12:50頃)」

(画像 MAZDA)

⇨この車は次の世代(第8世代商品群)に向けた魂動デザインを表現(VISION X-COMPACTも含めた紹介と思われます)

⇨今のデザインから引き算をする事で、シンプルながらも力強い造形を持っている。

⇨デザインテーマは「ネオ・オーセンティック」で、これを次の世代に反映させたい。

ロータリーエンジンは2ローターターボで、2023年のICONIC SPから直接駆動へ進化したのがポイント。

⇨今回直接駆動にした大きな意味は、ロータリーエンジンがあらゆるカーボンニュートラル燃料を燃やせる事。

ドアトリムの茶色部分には「早く育つ木(=成長過程でCO2を吸収する)」を、シートの白い部分には「カキ殻を練りこんだ素材」を採用。

(画像 MAZDA)

会場に展示している「CO2回収装置"MAZDA MOBILE CARBON CAPTURE"」のモデルは、来場者に理解していただくために実物よりも大きめに製作している。

来週から実証実験を行うスーパー耐久参戦車(55号車)に搭載される実物は、モビリティショー会場に展示されてるモデルより小さい。

左:モビリティショー会場に展示されてるCO2回収技術装置のサンプルモデル、右:来週から実証実験を開始するスーパー耐久参戦車両 (画像 MAZDA)

毛籠社長は約20分弱にわたって出展内容を紹介されてますが、最も気になっていたVISION X-COUPEのロータリーエンジンは"直接駆動"と明確に回答。

2023年に発表されたICONIC SPは発電用前提で駆動用も考えたい・・・という雰囲気だったので、2年経過して毛籠社長自ら駆動用と断言したのは、ロータリーエンジンの開発が着実に進んでる証しと言えるかもしれません。

そして、今回発表されたビジョンモデルのデザインテーマは「ネオ・オーセンティック」で、第8世代商品群のデザインを表現しているとの事。

現行の第7世代商品群は、途中から引き算と足し算のバランスを取るようになった印象もありましたが、第8世代商品群では再び引き算を重視するようです。

あと、VISION X-COUPEはグリーンを基調にしたインテリアも特徴的でしたが、ドアトリムやシートにサスティナブルな素材を使用しているとの事。

カキ殻はICONIC SPのメーターフード上部パーツにも採用されていましたが、今回はシート表皮に練りこんでるみたいなので、再利用できる範囲が広がったのかもしれません。

AIにできないデザインって?広島の廃牡蠣殻を取り入れたMAZDA ICONIC SP〜高校生が問うクルマの未来〜|MAZDA MIRAI BASE|MAZDA 企業サイト

ICONIC SPはメーター上部の樹脂パーツにカキ殻を採用 (画像 MAZDA)

 

「新型CX-5(16:25~19:35)」

(画像 MAZDA)

⇨開発陣は世界中のお客様の声を聞いてくれており、弱点と言われる部分の改善や新しい価値を提供する事で「もう一回CX-5に乗りたい」と思ってもらえるクルマに仕上がってる。

特に走る歓び/人馬一体の走りの部分は非常に頑張ってくれており、ダンパーはモデルベース開発の粋を集めて4年間チューニングし続けた。

⇨私も実際に乗りましたが、本当にイイ出来なのでぜひ皆さんに味わって欲しい。

私もCX-5ユーザーですが、絶対に買い替えます。

今回は2台のビジョンモデルだけでなく新型CX-5の国内初披露も注目ですが、毛籠社長は走りに部分を特に高く評価しており、ダンパーのチューニングは4年間続けられてきたみたいです。

他の領域の開発期間も考えると、新型CX-5の企画や開発はラージ商品群SUVやCX-50デビューより前から始まってた可能性が高そうですね(2020年前後?)

あと、毛籠社長はCX-5を実際に愛用されてるようですが、新型は絶対に買い替えると断言されてるので、走りがかなり好印象なのでしょうね。

(どこかのインタビュー記事でロードスターも愛車とコメントされてた記憶も・・・)

 

 

 

昨日の発表から情報が入り乱れて大変ですが(笑)、まだまだチェック出来てない記事や動画もあるはずなので、気になる内容があれば引き続き紹介していきたいと思います。

 

令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。

◎石川県公式HP

地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)

令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)

令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)

令和6年能登半島地震で被災された方々(新潟県の被災者)への義援金の受付について - 新潟県ホームページ