12月5日の発売以降、試乗車の配備や予約ユーザーへの納車の報告も聞こえてきているMAZDA3 SKYACTIV-X搭載車。
SKYACTIV-X搭載車登場のタイミングで実施された細かな改良点に触れてる記事があったので取り上げます。
情報源は「モーターファン」
SKYACTIV-X搭載のMAZDA3、400km走ってわかった○と×。数値(燃費)に表れない魅力はあるか?|MotorFan[モーターファン]
こちらの特集記事の乗り心地に関する点について触れてる項目でこのような一文が・・・(一部引用)
「今回の試乗でのチェックポイントのひとつは、乗り心地だ。D1.8を搭載するXD試乗した際には、跳ねる感じ、とくにリヤの突き上げ感が気になった。
今回のX搭載モデルはどうか?
これがまったく違うのだ。リヤの突き上げ感は大幅に改善されていた。これまで新型MAZDA3の後席に何度も乗って乗り心地を試してきたスタッフによれば、「まったく違います。乗り心地、これならOKです」とのことだった。」
どうやらSKYACTIV-X搭載車ではリアの乗り心地がかなり改善されてるようです。
この点について取材スタッフがマツダ関係者へ質問したところ
・SKYACTIV-X搭載車は空気圧を前260kPa(SKY-G2.0は250kPa、SKY-D1.8は260kPa)後250kPa(SKY-G2.0、SKY-D1.8も同じ)に設定。
・リアサスペンションの支持剛性やアーム周りの板厚をUP。
・ステアリングラックの支持剛性ををUP。
SKYACTIV-X搭載車では主にこれらの改良を実施した模様。
リアサスペンションやステアリングラックへの改良が他のエンジン搭載車へも実施済みなのかはまだ謎のようです。
さらにブレーキフィーリングに関しても
「ブレーキのフィールはかなり変わった。いわゆる「ストロークで制御する」のではなく「踏力で制御する」ようになった。これはいい。でも、いきなり乗り換えて街中でブレーキを普通に踏むと「あれ?」と思うかもしれない。だが、慣れればこの方がコントロールしやすいはずだ」
どうやら他のエンジン搭載車とはブレーキフィーリングが異なるようです。
SKYACTIV-XではM-ハイブリッド採用で回生ブレーキが装備されているのでフィーリングが異なるのかもしれません。
あと、SKYACTIV-Xを搭載した試作車ではブレーキバイワイヤが採用されていました。
欧州仕様のユーザーマニュアルをチェックするとM-ハイブリッド仕様だけブレーキフルードも異なります。
2017年に披露されたSKY-X搭載の次世代技術試作車で採用されていたブレーキバイワイヤ、新型MAZDA3の欧州向けマニュアルを見た限りではM-ハイブリッド仕様のみ採用されてるようです。
— taku2 (@taku2_4885) 2019年6月2日
日本市場はSKY-X仕様のみブレーキバイワイヤという事になりそうです。 pic.twitter.com/6bzQthZHK0
少なくともM-ハイブリッドは採用されてる点からブレーキシステムも他のエンジン搭載車とは異なる可能性が高いので、この点もフィーリングが異なる要因の可能性があります。
エンジン以外はそれほど大きな違いが無い印象だったMAZDA3 SKYACTIV-X搭載車ですが発売と共に細かな点で進化・改良が行われてる情報が出てきました。
試乗車も徐々に用意が進んでいるようなので早く乗ってみたいところです♪