つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

MAZDA3 TCR車両のデビューが1年延期へ・・・。

残念なニュースが入ってきました・・・。

f:id:taku2_4885:20191030010453p:plain

(画像 NetCarShow.com)

MAZDA3 TCRのデビューが当初の2020年から1年延期されて2021年になったようです・・・。

 

 

情報源はアメリカ系モータースポーツメディア「RACER」

 

もう一つ、ツーリングカー専門海外メディア「 TouringCarTimes」

 

それぞれのリンク先によると・・・

「MAZDA3 TCRは、開発・製造元であるLong Road Racingが急遽今年一杯で閉鎖する事を発表したため、レースデビューを2021年に延期する」

年明けのデビュー戦が目前に迫ってたのにあまりに突然の発表です・・・。

 

Long Road Racing(LRR)はMAZDA3 TCRだけでなくグローバルMX-5 CUP車両の開発・製造なども担当してきたマツダとの関係が深いファクトリーです。

ちなみにLRRはマツダモータースポーツの契約ドライバー、トム・ロングの父親であるグレン・ロング氏が経営してきました。

 

今回の発表からMAZDA3 TCRやMX-5 CUPカーの今後がどうなるのか心配になるところですが、その点に関してマツダモータースポーツのディレクターであるネルソン・コスグローブ氏によると・・・

グレン・ロングとロングファミリー全員が長年一緒に仕事をする素晴らしいパートナーであり、マツダで行ったことすべてに感謝します。

素晴らしい事にグレン・ロングはMAZDA3 TCRやMX-5 CUPのプロジェクトを新たなパートナーへ引き継ぐ事をサポートしてくれました。

すぐに正式発表をする予定です。

新たなパートナーはすでに決まってプロジェクト自体は継続されるようなのでそこは一安心といった所でしょうか。

 

今後のMAZDA3 TCRの予定に関しては

・これまでもMazda3 TCRの開発に取り組んできましたが、その結果はすでに非常に前向きなものになっている。

・来年もテストを実施して少なくとも5000kmは走行予定。

・ABSとITCのチューニング、そして車内の他のすべてのクールなシステムのチューニングに応じて、6〜8回のテストを行う。

・グラスルーツカテゴリーに関しては、MAZDA3 TCRのデビューが延期された代わりに多くのチームやドライバーが出場予定のMX-5 CUPに集中する。

デイトナでのデモ走行が延期された代わりに走行テストを集中的に実施、代わりに来年のマツダモータースポーツのグラスルーツ活動はMX-5 CUPに集中するとの事。

 

MX-5 CUPカーの開発製造・サポートもこれまでLRRが行ってきたので、出来るだけ早く新たなパートナーの発表が行われることを望みたいと思います。

もうすぐ走るところを見れると思ってたので結構ショックですが待つしか無いですね・・・😢