つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

米国とカナダでCX-5 2021年モデルが発表、米国仕様に新世代マツダコネクトと10.25インチモニター採用。

メキシコマツダの発表を追うように米国とカナダでもCX-5 2021年モデルの詳細が発表されました!

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(画像 MAZDA USA)

出来る限り詳しくチェックしていきます。

 

最初にこれまでのおさらいですが、北米向けCX-5 2021年モデルに関してはすでに特別仕様車「Carbon Edition(米国)」「Kuro Edition(カナダ)」の詳細が発表済み。

加えて新世代マツダコネクトやさらに大型化されたモニターが搭載されるという噂が出ていたので多くのユーザーが正式発表に注目していました。

 

そんな中でついに米国とカナダで詳細が発表されています。

 

まずは米国マツダのプレスリリース。

Twitterで一足早く取り上げていましたが、こちらでは出来るだけ詳しくチェックしていきます。

 

まずは正式披露されたCX-5 2021年モデルの画像を・・・・

 

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(画像 MAZDA USA)

〇改良点

・新世代マツダコネクト搭載(全グレード)

・10.25インチモニター採用(全グレード)

・車載Wi-Fi(3か月 or 2GBの試用期間付き)

・専用アプリMyMazdaを活用して車両状態のチェック・操作を可能にする”MAZDA Connected Services”(3年のトライアル期間付き)

内装画像で注目は何といっても大型化されたモニター。

事前の噂ではグレードによって10.25インチと8.8インチの2つが用意されるという話でしたが、米国マツダの発表では”全グレード10.25インチ”となりました。

 

ちなみに2020年モデルと比較すると・・・・。 

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(画像左:2021年モデル、右:2020年モデル)

モニターの横幅がかなり違うのが分かるかと思います。

高さはそれほど変わってない様に見えるので視界の邪魔になる事も無さそうに見えます。

 

そして、モニターに表示されてる画面を詳しく見ると・・・・

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(画像左:CX-5 2021年モデル、右:MAZDA3)

MAZDA3と同じTOPメニューが表示されている事で新世代マツダコネクトが採用されてる事も確認できます。

専用アプリMyMAZDAや車載Wi-FiMAZDA Connected Servicesなども含めてCX-9 2021年モデルと共通になるのでかなり商品力が上がる事になりそうです。

 

その他の主な改良点は・・・・

・Carbon Edition追加(すでにこのブログでも取り上げ済み)

・SKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルに新しい専用エンブレム

・「Touring Preferred Package」が「Touring Preferred SV Package」と名称変更。

新しい専用エンブレムは先に取り上げた画像でも見えますが、どうやらMAZDA3ターボモデルと同じエンブレムになるようです。

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(画像 MAZDA USA)

パワートレインなどの変更は記載されていないのでスペック等も変わらずだと思われます。

ちなみに、販売終了の噂が出ているSKYACTIVD 2.2搭載モデルについては今回のリリースでは触れられていません・・・。

 

2020年モデルと2021年モデルのグレード・価格一覧。

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(画像左:2020年モデル、右:2021年モデル)

180~350ドル(日本円換算で約19,000円~37,000円)の価格アップとなっています。

新世代マツダコネクト導入やモニター大型化という内容を考えればほぼ価格据え置きと言える内容です。

実車は来月現地の販売店へ届き始めるとの事。

 

 

続いてカナダマツダのプレスリリース。

気になる新世代マツダコネクトとモニターの大型化ですが、カナダではCX-9 2021年モデルに続いてCX-5 2021年モデルでも未採用となりました・・・。

CX-9の時にも触れましたが、カナダ仕様のマツダ車はMAZDA3・CX-30でも専用アプリMyMazdaや車載Wi-Fi機能が未採用となっているので改良の優先順位が高くないと判断されてるのかもしれませんね。

 

ただ、CX-9に続いて米国では販売されない「100周年特別記念車」が導入されます。

 プレスリリースには記載されていませんが台数限定になるのが有力でしょうか・・・。

米国と同様にパワートレインの変更はありません。

 

最後に価格表。

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(画像左:2020年モデル、右:2021年モデル)

150~650カナダドル(日本円換算で約12,000~52,000円)の値上げ。

カナダも来月に販売店実車が届く予定との事。

 

今回発表された主な内容は以上になります。

 

以前から注目していた新世代マツダコネクトと大型化モニター導入の真相ですが、現時点ではCX-5CX-9共に米国仕様のみという事になっています。

ちなみに、現時点で北米以外だとニュージーランドマツダCX-9 2021年モデルに10.25インチモニター導入を予告しています。

この内容が今後日本を含めたその他の地域へ展開されるのか気になるところですね・・・。

 

CX-5CX-9の2021年モデルの実車はそれほど遠くない時期に販売店へ届くようなのでそちらも注目しておきたいと思います。