新型コロナウイルス騒動の影響で世界中で予定されていたモーターショーが中止されていますが・・・。
その中で世界5大モーターショーの一つ「ジュネーブモーターショー」に関する情報がありました。
(TOP画像は2014年のジュネーブショーで披露された"HAZUMI”)
ジュネーブモーターショーはスイス・ジュネーブで開催される世界5大モーターショーの一つ。
東京モーターショーのように隔年で開催される場合が多い中で、毎年開催されている数少ないモーターショーでもあります。
今年は新型コロナウイルス騒動の影響で開催直前に中止が決定。
マツダも創立100周年に関する展示を実施予定でした・・・。
その後、今年6月には早くも2021年の開催も中止する事が主催者から発表されていました。
さらに主催財団がジュネーブモーターショー会場である「パレクスポ」にショーの開催権を売却する事も発表され、今後の開催も不透明になっていました。
その中で来年開催の可能性に関する情報を「CARSCOOPS」や「TFLCAR」が報じています。
リンク先によると・・・・
・開催財団は当初パレクスポに開催権を売却予定だったが、金銭面で折り合いがつかず売却されてない。
・代わりに2021年ジュネーブモーターショーをメディア限定で3日間のみ行う開催プランを各メーカーに提示した模様。
情報元によると各メーカーには2つの展示プランが提示されたようです。
①”Entry-level package”
・展示できる車は1台。
・最大で10人のメディア関係者を招待可能。
・パッケージ料金は150,000フラン(日本円換算で約1,720万円)
②”Range-topping package”
・展示できる車は4台。
・最大100人のメディア関係者を招待可能
・パッケージ料金は750,000フラン(日本円換算で約8,600万円)
2つのパッケージ共に展示スタンドと宿泊施設の費用も含まれてるとの事。
ジュネーブモーターショーは主要自動車メーカーだけでなく、イタリアを中心とするカロッツェリアや小規模のコーチビルダー等も出展するので①番のようなプランも用意されたのだと思われます。
情報元によると現時点で参加決定したメーカーはまだ出てきてないようですが、開催された場合は一般ユーザーもプレスカンファレンス等をLIVEで見れそうですね。
世界のモーターショーに関しては今年11月に開催予定だったロサンゼルスモーターショーも来年5月に延期。
さらに先の話ですが、予定通りなら2021年10月頃に東京モーターショー2021もあります。
ジュネーブモーターショーの動向が2021年の各モーターショー開催の可否にも影響してくるかもしれません。
マツダ目線で見ても2021年に主要モーターショーで披露されそうな車がいくつか思い浮かびます(あくまで個人的妄想)
①発電用ロータリーエンジンを搭載したxEV仕様のMX-30。
②第2世代SKYACTIV-D
③北米向け新型SUV
④次世代ラージ群量産車第一弾のコンセプトカー?
ここ最近は各メーカーLIVE等で独自に新車発表を行う機会が増えてきてるのでモーターショーの価値も変わっていく可能性もあるので今後の動向が気になるところです。