つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

日本向けCX-30 2020年商品改良が正式発表、エンジンや安全性能の進化に加えて”WCOTY TOP3選出記念モデル”も設定。

以前から情報が出ていたCX-30の2020年商品改良が本日マツダから正式発表されました。

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(画像 MAZDA)

MAZDA3と重複する部分もありますがチェックしていきたいと思います。

 

日本向けのCX-30に関しては9月頃から商品改良の噂が浮上。

北米・欧州では一足早く”2021年モデル”として発表が開始されています。

 

これに続いて日本向けのCX-30商品改良も本日正式発表されました。

実質的に兄弟車となるMAZDA3と同じ改良点もありますが、ピックアップしていきます。

 

改良点①:SKYACTIV-XがスペックUP、搭載モデルには専用エンブレムも追加。

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(画像 MAZDA)

MAZDA3に続いてSKYACTIV-Xの最高出力とトルクが向上(スペックもMAZDA3と同じ)

〇改良前

最高出力:180ps/6000rpm、トルク:224Nm/3000rpm

〇改良後

最高出力:190ps/6000rpm・トルク:240Nm/4500rpm

 

専用エンブレムも同じく採用されています。

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(画像 MAZDA)

SKYACTIV-X搭載モデルの100周年特別記念車に装着されるフロントフェンダー部のエンブレムもMAZDA3と同じです。

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(画像 MAZDA)

 

改良点②:SKYACTIV-D 1.8もスペックUP

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(画像 MAZDA)

こちらもMAZDA3と同様にスペックUP。

〇改良前

最高出力:116ps/4000rpm、トルク:270Nm/1600~2600rpm

〇改良後

最高出力:130ps/4000rpm・トルク:270Nm/1600~2600rpm

欧州ではSKYACTIV-D 1.8の設定が縮小傾向ですが、軽油価格に強みがある日本では引き続きラインナップするだけでなくスペックUPも実施されたのは嬉しいポイントですね。

 

改良点③:安全装備(CTS&MRCC)の機能向上。

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(画像 MAZDA)

・クルージング&トラフィック・サポート(CTS)のステアリングアシスト対応範囲が55km/h未満から高速域まで拡大。

マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)の加減速制御を、より人間特性に合わせて滑らかに変更。

こちらもMAZDA3に続いてアップデート。

これで現在発売されているマツダ第7世代スモール群車種(MAZDA3・CX-30・MX-30)のCTS・MRCCは全てアップデート済みとなります。

 

改良点④:100周年特別記念車に”2020 ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)TOP3選出記念モデル”が登場。

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(画像 MAZDA)

CX-30は今年3月に2020 ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)TOP3に選出されましたが、それを記念するモデルが100周年特別記念車の派生モデルとして登場。

・ボディカラーはソウルレッドクリスタルメタリックのみ

・その他装備は100周年特別記念車と同じ

・WCOTY TOP3選出記念モデル専用オーナメント (購入記念品として納車時に進呈)

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(画像 MAZDA)

受注受付は100周年特別記念車と同じく2021年3月31日となっています。

 

あと、MAZDA3の商品改良ではサスペンションの特性の改良も実施されていましたが、CX-30は今回の商品改良で脚回り等の変更は記載されていません。

 

今回マツダから発表された改良内容は以上となります。

基本的には先日発表されたMAZDA3と同じ改良内容ですが、CX-30はマツダにとって新たな基幹車種なので着実に進化した印象です。

あとはMAZDA3商品改良時に検討中と発表された既存のSKYACTIC-X搭載モデルオーナーへの無償アップデート(SPIRIT 1.1)がいつ頃開始されるのか気になるところ・・・。

 

そして、今回のCX-30で今年予定されていた日本向けのマツダ車の商品改良が一区切りとなります。

4月:MAZDA2 (小改良)

4月:CX-3

11月:MAZDA3

12月:CX-5

12月:CX-8

12月:MAZDA6(一部改良)

12月:ロードスター

個人的に改良内容がやや少なめだったMAZDA2・MAZDA6は来年2021年頃に何か大きな変化があるのではという想像が膨らみます・・・。

 

来年以降もどのように改良・進化していくのか注目していきたいと思います。