つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

2021年後半に想定されるマツダの新たな動きを考えてみる。

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(画像 MAZDA)

7月に入った事で2021年も後半シーズンに突入しましたが、ここで2021年後半に想定されるマツダの新たな動きについて考えてみました。

 

〇新型車の登場は?

これまでにも触れている通り、2021年後半に発表されそうなモデルとして「北米向け新型SUV「ラージ群第一弾モデル」「MX-30 ロータリーマルチxEVモデル」が挙げられますが、3つ共に生産・導入開始時期は2022年が有力視されているので発売自体は早くとも2022年春頃と想定されます。

他には次期MAZDA2登場という噂も一時期浮上していましたが、つい先日の商品改良でSKYACTIV-G 1.5の圧縮比まで改良された事から少なくとも2021年度以内に次期型が出てくる可能性はほぼ無くなったと思われます。

これ以外でフルモデルチェンジの可能性がある程度考えられる車種は今のところ無いので、2021年後半におけるマツダの新型車に関しては「北米向け新型SUV「ラージ群第一弾モデル」「MX-30 ロータリーマルチxEVモデル」実車披露がメインという線が有力なりそうですね。

 

 

〇商品改良・2022年モデルは?

新型車に続いて気になるのは商品改良(2022年モデル)の動向ですが、2021年前半は先に触れた「MAZDA2」と「MAZDA3・CX-30」の商品改良を日本で実施済み。

この改良内容は海外向けの車両でもこれから2022年モデルとして反映されると思いますが、他車種の商品改良がどうなるのか?という事も気になるところですね。

先に挙げた3車種以外では大幅改良を実施して現行モデルを継続という噂が浮上しているCX-5と北米で販売終了が発表されたMAZDA6の動向も注目・・・。

改良の有無に加えて発表時期を見分ける判断材料の一つである海外向け車両のモデルイヤー更新ですが、米国の自動車リース会社「ARI」のデータを見る限りだと2022年モデルの注文受付開始時期は早くても10月から。

例年だと夏ごろから新しいモデルイヤーの車両注文が開始される事例が多いので今年はやや遅めになるようです。

先に触れたMAZDA2・MAZDA3・CX-30と同様に海外向けの2022年モデルより先に日本仕様の商品改良が正式発表される可能性も考えられますが、半導体不足などの影響もあるので動きがあるとしても秋~年末頃になるかもしれません。

 

 

〇イベント関連はどうなる?(モーターショーや技術発表会など)

これまで触れてきた新型車・商品改良車が発表される場としてはモーターショーが真っ先に思い浮かびますが、すでにご存知の通り今年の東京モーターショーは中止で海外のモーターショーもスケジュールの変更が相次いでいます。

今年後半に発表が有力視される新型車「北米向け新型SUV」「ラージ群第一弾モデル」は共に北米市場にとって重要度が高いモデルなのでニューヨークモーターショーかロサンゼルスモーターショーで発表があるのでは?と想像します。

ただ、昨今の時勢やYouTubeなどオンラインを通じて発表イベントを独自に行う可能性も考えられますね。

 

あと、今年後半で注目すべきイベントは「ラージ群モデルの技術説明・体験会」

6月に開催した中期技術・商品方針説明会の質疑応答の場で専務執行役員の廣瀬一郎氏が「ラージ商品群に関する技術説明と体験会を、2021年後半から2022年前半にかけて実施する意向」と回答しました。

マツダはSKYACTIVテクノロジーを発表した2010年頃からメディアやジャーナリスト向けにプロトタイプ試乗体験と技術説明の場を定期的に用意してきたので、今回も同じような雰囲気のプロトタイプが用意されるはず・・・。

直6エンジンやFRアーキテクチャーの詳細情報はかなり気になるので楽しみですね!

 

これ以外ではルマン優勝30周年メモリアルサイトで触れられていた「マツダミュージアムのリニューアルオープン」が今年後半に実施されるのか?という事も気になるところ・・・。

 

現時点で思い浮かぶ動きはこれくらいでしょうか・・・。

2021年後半は2つの新型車発表が一番盛り上がる事になりそうですが、東京モーターショーが中止になったので日本国内で実車を見る機会があるのか気になりますね。

北米向け専用SUVはやや厳しいかもしれませんが、ラージ群第一弾モデルは何とか日本国内で実車を見れる場を設けて欲しいところ・・・。

今後のマツダにとって重要度の高いモデル