昨年の商品改良で引き続き高い魅力を維持しているマツダのコンパクトSUV「CX-3」ですが、マツダ公式HPで一部機種の販売に関する案内が掲載されています。
Twitterでは一足先に触れましたが、マツダ公式HPにこのような案内が出ています。
マツダ公式HPで「CX-3の一部モデルは販売していません」というお知らせが再び掲載されてました。
— taku2 (@taku2_4885) 2022年4月11日
生産をタイへ移管するのが終わるまでこのようなお知らせが今後も度々出てくるかもしれませんね・・・https://t.co/Tu2ts2moNt pic.twitter.com/O0MXoQyusF
CX-3専用サイトに「現在、CX-3の一部機種は販売しておりません」という案内が掲載。
CX-3に関しては今年1月にも特別仕様車"Super Edgy"の注文受付が一時停止されましたが(現在は再開)、これまで行って来た国内生産を2022年内にタイとメキシコへ移管する予定なので前回に続いて今回も同じ理由からだと思われます。
さらに今回の案内に合わせてCX-3の主要諸元表も更新されていたので、確認出来た部分で変更点を順番に紹介します。
(特別仕様車"Super Edgy"のみ一足先に一部仕様変更が実施済みです)
〇グレード構成に関する変更点。
・変更前
・変更後
「XD」と「XD Touring」で選択可能だったSKYACTIV-D 1.8の6MT車が今回から「XD Touringのみ」に。
〇「安全装備に関する変更点」
・変更前
・変更後
〇15S Touring(AWD)とXD Touring(AT)
・「スマートブレーキサポート(SBS)」
・「ドライバーアテンションアラート(DAA)」
・「交通標識認識システム(TSR)」
・「360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)」
これらがメーカーオプション設定から標準装備に変更。
〇XD Touring(AT)
上記に加えて「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」もメーカーオプションから標準装備に変更。
〇「エクステリアに関する変更」
・変更前
・変更後
15S Touring(AWD)とXD Touring(AT)
・「グロスブラック仕様のフロント・サイド・リアボディロアバンパー」
・「メッキガーニッシュ(フロント&サイド下部)」
・「ピラーガーニッシュ(ピアノブラック)」
これまでメーカーオプションで選択可能だった以上3つが選択不可に。
〇インテリアに関する変更
・変更前
・変更後
〇15S Touring(AWD)とXD Touring(AT)
メーカーオプションで選択可能だった「アクティブドライビングディスプレイ」「アナログ表示式タコメーター」が標準装備に。
〇XD Touring(AT)
・メーカーオプションで選択可能だった「ステアリングヒーター」「10Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー(運転席)」「シートヒーター(運転席/助手席)」が選択不可に。
・メーカーオプション設定だった「シフトスイッチ(パドルシフト)」が販売店オプションに。
〇「オーディオに関する変更点」
・変更前
・変更後
・これまで一部グレードでメーカーオプションだった「CD/DVDプレーヤー+地上デジタルチューナー(フルセグ)」が全グレード標準装備に。
・15S Urban Dresserでメーカーオプション設定だった「BOSEサウンドシステム+7スピーカー」が設定無しに。
〇インテリアの素材や意匠の設定に関する変更
・変更前
・変更後
〇XD Touring(AT)
・シート材質が「合成皮革×ファブリック」から「ファブリック」に。
・エアコンルーバーが「ピアノブラック×サテンクローム」から「ダークシルバー×ピアノブラック」に。
・合成皮革のドアトリム・インパネデコレーションパネルが「ダークグレー」から「ブラック」に。
・ドアアームレスト(フロント)が「合成皮革(ブラック)」から「ソフト形成(ブラック)」に。
・ドアアームレスト(リア)とコンソールサイドデコレーションが「合成皮革(ブラック)」から「樹脂(ブラック)」に。
・インナードアハンドル(フロント/リア)が「サテンクロームメッキ」から「シルバー」に。
・インパネモールディングが「サテンクロームメッキ」から「シルバー」に。
〇15S Touring(AWD)とXD Touring(AT)
・メーターリング(サテンクロームメッキ)
・メーターフードトリム(皮革調)
・スイッチパネル加飾(サテンクロームメッキ)
元々メーカーオプションだった以上3つが今回から標準装備に。
〇「タイヤ・ホイールの設定に関する変更」
・変更前
・変更後
〇15S TouringとXD Touring(AT)
メーカーオプションで選択可能だった「18インチアルミホイール(切削加工)」が選択不可に。
〇15S Urban Dresser
〇ボディカラー設定に関する変更
・変更前
・変更後
〇設定が無くなったボディカラー
・ポリメタルグレーメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック
・ディープクリスタルブルーマイカ
〇車両価格が変更
基本的には先に紹介した装備・仕様の変更による価格変更と思われますが、タイから輸入するコストも反映されてる可能性も考えられます。
主要諸元表で確認した限りですが、変更点は以上となります。
今回の装備・仕様変更はタイから輸入という形に変わる事もあってメーカーオプションの数が少なくなっています。
個人的に意外なのは「マシーングレープレミアムメタリック」が選べなくなった事。
既存のマツダ車で人気が高い色である事に加えて、製造元となるタイで販売されているCX-3では設定されているので日本仕様でも引き続き設定する事は可能に思うのですが、実際はあまり選ばれて無かったとかでしょうか・・・?
New Mazda CX-3 มาสด้า ซีเอ็กซ์-3 ใหม่ | รถ Crossover | บริษัท มาสด้า เซลส์ (ประเทศไทย) จํากัด
中国新聞の報道によるとタイ工場におけるCX-3日本仕様の生産は今月から開始予定で、防府工場での生産は6月で終了する予定との事なのでこれから段階的に入れ替わる事になると思われます。