本日諸元やスペックが公開されたCX-60国内仕様のプラグインハイブリッドモデルですが、試しに他メーカーのプラグインハイブリッドSUVと燃費性能を比較してみました。
CX-60国内仕様に関してはこれまでプラグインハイブリッドモデルのみ認可取得中という関係から諸元やスペックが"未定"となっていましたが、本日マツダ公式HPで公開。
ただ、日本国内におけるプラグインハイブリッドモデルは燃費表示方法が他と異なる点から「いったいどれほどの性能なのか分かりにくい・・・」というのも正直なところ。
そこで、他メーカーのプラグインハイブリッドSUVと比較してみました。
☆日本国内におけるEV・PHEVの燃費性能表示方法はこちら。
https://www.mlit.go.jp/common/001283223.pdf(PDF形式)
まずはCX-60 プラグインハイブリッド(PHEV)の燃費性能をおさらい。
〇ハイブリッド燃費消費率(WLTCモード)
市街地・・・・11.1㎞/l
郊外・・・・・15.7㎞/l
高速道路・・・16.0㎞/l
総合・・・・・14.6km/l
プラグインハイブリッドというイメージからするとそれほど燃費が良くないように見えてしまいますが、ここで他メーカーのプラグインハイブリッドSUVと比較してみると・・・。
(※:アウトランダーはベースグレード"M"以外の数値)
改めて並べてみるとCX-60の燃費消費率は国産車の中ではやや低めですが、ハイブリッドシステムの違いだけでなく今回挙げた国産車で唯一「FRベースで8速AT」という事もあるかもしれません。
(トヨタ・レクサスはFFベースで電気式無段変速機、三菱は変速機なしで1速だけのトランスアクスル装備)
一方で輸入車と比べてみると同じFRベースのGLC・X3より優れた数値で横置きFFベースのXC60ともほぼ同等。
ただ、プラグインハイブリッド車の燃費に関しては街中や近距離移動時などにEV走行をどれだけ積極的に活用するか?によって大きく変わってくると思われます。
CX-60プラグインハイブリッドの場合は「CHAdeMO規格の急速充電」「V2L(Vehicle to Load)・V2H(Vehicle to Home)の外部給電機能」両方に対応している数少ない車種なのも大きな強み。
さらに事前情報では「モーターを過給機のように活用したセッティング」になってるという話も出ているので、走りもかなりスポーティな可能性があります。
12月の発売開始が近づくと量産車の試乗レポートも出てくる可能性があるので注目しておきたいところですね。