国内では新しい特別仕様車"Retro Sports Edition"が正式発表された「MAZDA3」と「CX-30」ですが、欧州でも同じ仕様のグレードが発売されるようです。
MAZDA3とCX-30に関しては今年に入ってから10.25インチのマツダコネクト用ディスプレイ採用などの商品改良が実施されていますが、日本と北米では新しい特別仕様車「Retro Sports Edition(北米はCARBON TURBO/SUNA EDITIION)」も登場。
ジルコンサンドメタリックをテーマカラーにテラコッタ内装を採用したモデルとなっており、国内でも早速大きな反響を呼んでいますが、欧州でも同じ仕様のモデルが発売されるようです。
今夏取り上げるのはフランスマツダ公式HPで公開されているWEBカタログ。
欧州ではすでに10.25インチのマツダコネクト用ディスプレイ等を採用した2024年モデルが正式発表されており各国でWEBカタログも公開済みでしたが、フランスマツダのWEBカタログを改めてチェックすると・・・。
〇MAZDA3
〇CX-30
いつの間にかジルコンサンドメタリックとテラコッタ内装のモデルが追加されていました。
欧州でもMAZDA3・CX-30にジルコンサンドメタリック追加を予告している国はいくつかありましたが、正式に画像や情報が公開されたのは今回が初めてのはず・・・。
カタログを見る限りだとジルコンサンドメタリックは全グレードで選択可能のようですね。
そしてRetro Sports Editionと同じテラコッタ内装を採用した新グレードは"NAGISA”という名称になっていますが、この名称は欧州マツダが今年春に商標出願していたフレーズです。
以前から欧州で販売されるマツダ車は日本語のグレード名を使用する場合が多いですが、NAGISAというのは海や湖の波打ち際を意味する"渚"の事でしょうか・・・?
北米と日本ではスポーティ走りを予感させる名称だったので、渚の意味だとすると欧州仕様はかなり意味合いが異なることになりますね。
WEBカタログに名称の由来は記載されてないので言葉の由来と意味は不明ですが・・・。
(他になぎさという単語ありましたかね・・・?)
価格表を見る限りだと新グレード"NAGISA"はMAZDA3ファストバックとCX-30に設定されておりパワートレインも複数選べるようですが、MAZDA3はe-SKYACTIV X 2.0のAWD車、CX-30はe-SKYACTIV G 2.0(150ps仕様)が選択不可となっています。
今のところフランスマツダが公開しているジルコンサンドメタリックとNAGISAに関する情報はWEBカタログですが、近日中に車種専用ページやコンフィギュレーターも更新される可能性が有力。
おそらくフランス以外の欧州各国でも同じ仕様が順次追加されていくと思うので、引き続き情報に注目しておきたいと思います。