昨年秋に発表されてから大きな反響を呼んでいる「ICONIC SP」ですが、英国で最も優れたEVコンセプトカーに選出されました。
今回ICONIC SPが選出されたのは英国大手自動車雑誌"Top Gear"が実施した「TopGear.com Electric Awards 2024」
今さら説明不要とも言えるTop Gear誌が毎年最も優れた電動車(BEV / PHEV)を様々なカテゴリー別に選出している企画で、昨日2024年版の結果を正式発表。
その中で見事ICONIC SPが最優秀EVコンセプトカーに選出されています。
ICONIC SPは昨年10月のジャパンモビリティショーで正式発表されてから国内外で大きな反響を呼んでいますが、賞レースで選出されたのは今回が初だったはず。
Top Gear誌のTom Ford副編集長は受賞についてこのようなコメントを出しています。
ICONIC SP isn’t some pretentious designer onanism that requires a 10-page backstory explanation, this is just a pretty and evolutionary take on Mazda’s future, with a nod to its past.
Among a slew of new electric car concepts, it is the one we want to see make production as it is.
ICONIC SPは10ページにもわたるバックストーリーの説明を必要とするようなデザイナーの自己満足ではなく、マツダが過去に敬意を払いつつ未来へ美しく進化させたものだ。
数ある新しい電動コンセプトカーの中でも私たちがこのまま市販化される事を望んでいる1台である。
英国らしい言い回しも含まれてますが(笑)、要約すると一目見ただけでマツダの過去と未来を感じる事が出来る美しいコンセプトカーという感じでしょうか・・・?
そしてこのまま市販化される事を望んでいるのはTop Gear編集チームだけでなく世界中にいると思います。
ちなみに、これまで国内外のメディアから公開されているICONIC SPのレポート記事・動画は全て日本国内で開催されたモビリティショー・イベントで取材されていますが、Top Gear誌は今年初旬に広島のマツダ本社へ出向いて独占取材を実施。
これまでチェックした限りでICONIC SPを独占取材しているのはまだTop Gear誌だけなので、かなり高い評価をしている印象です。
マツダはICONIC SPに対する反響が予想以上に大きい事を受けて今年2月に「ロータリーエンジン開発グループ」を再始動させただけでなく、これまで取り上げたマツダの特許でもICONIC SP(ロータリースポーツ)に関係しそうな内容が多く出願されてるので、今度こそ量産化が実現する事を願うのみですね・・・。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。