来週正式にワールドプレミアされる予定の「EZ-60」ですが、車体サイズなどの一部スペックが明らかになりました。
マツダと中国の合弁パートナー長安汽車が共同開発するBEV/PHEVモデル第2弾「EZ-60」に関しては、先月末からティザー広告が毎週公開されていて今月10日・15日にはエクステリアデザインがほぼ完全公開。




来週23日にはいよいよ正式にワールドプレミア予定でしたが、中国では一足先に車体サイズなどの一部スペックが公開されました。
今回取り上げるのは中国の政府機関「中華人民共和国工業情報化部(工信部)」公式HPで公開された情報。
中国では新型車を発売する前に車両情報を工信部へ届出する必要があり、届出があった新型車一覧がほぼ毎月公式HPで公開されるシステムになっていますが、昨日公開された最新情報にEZ-60のデータが含まれていました。




・車体サイズ・・・・【全長:4,850㎜】【全幅:1,935㎜】【全高:1,620㎜】【ホイールベース:2,902㎜】
・総重量・・・・・・2,590㎏(おそらく人や荷物を載せた状態の重量)
・重量・・・・・・・1,992㎏ / 2,048kg(おそらくホイールサイズによる違い)
・駆動用モーター・・・最高出力:190kW、定格出力:100kW(製造者は未掲載)
・発電用エンジン・・・最高出力:70kW(1,497cc 長安汽車製 CM469NE1型)
・最高速度・・・・・・185㎞/h
今回データが公開されたのはティザー広告に登場してなかったシリーズハイブリッド式のPHEVモデル。
ボディカラーはおそらくエアログレーメタリックと思われますが、詳細画像を見ると19インチアルミホイール(カバー付き?)と、従来型のドアミラーも含まれています。
そして車体サイズやパワートレインのスペックも公開されているので、共同開発第1弾「EZ-6」と、ベース車両と見られていた「Deepal S07」と比較・・・。
全長がEZ-6より短いのはやや意外ですが、それ以外は全て一回り大きいサイズで全幅・全高・ホイールベースはほぼDeepal S07と同じ。
この事からEZ-60のベース車両は大方の予想通りDeepal S07で間違いなさそうですね。
パワートレインに関しては駆動用モーターがEZ-6よりパワーアップしていますが、発電用エンジンに関しても僅かに排気量が異なる別の型式が搭載されてる模様(EZ-6の発電用エンジンはJL473QJ型)
おそらくパワートレインに関してもDeepal S07と同じ物が採用されてそうです。
ちなみにEZ-60のベース車両候補には「Avatr 07」を挙げるメディアも一部出ていましたが、アーキテクチャーが3社共同開発(長安汽車・ファーウェイ・寧徳時代)で全幅が1,980㎜という事から中身は別。
ただ、デジタルアウターミラーやパープル系のボディカラーはDeepal S07に設定されてないので、これら一部の装備が横展開されてる可能性はあるかもしれません。
今回の情報公開によって車体サイズなどが明らかになりましたが、全高以外はほぼ全てCX-60より大きいので実車はなかなか迫力がありそうですね。
パワートレインに関してもEZ-6よりスペックUPしていますが、個人的に気になるのは「AWDが用意されるのか?」という点ですね。
EZ-6は後輪駆動のみになっていますが、SUVだとAWDの需要もある程度多そうな印象もあるので・・・。
来週23日のワールドプレミアで詳しいスペックや仕様が公開されると思いますが、それまでにティザー広告続編も公開されるかもしれないので、引き続き注目しておきたいと思います。
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