今週も特許件数が少ないです😅
その中から気になる内容があったので挙げておきます♪
今回注目するのは「車両のパワートレイン装置」という内容。
8速ATに関する内容です。
これまで8速ATは「縦置き=FRのラージ群向け」という内容だけでしたが、今回の詳細を一部引用すると・・・。
エンジン2の出力軸と変速機3の入力軸12との間にトルクコンバータは設けられていない。また、本実施形態では、エンジン2及び変速機3は、エンジン2の出力軸及び入力軸12が上記車両の車幅方向に延びるように、互いに結合された状態で上記車両に搭載される。出力ギヤ13は、変速機ケース11内における反エンジン2側(図1の右側)の部分に配設されている。出力ギヤ13に伝達された上記動力は、入力軸12と平行に延びるカウンタ軸上に配設されたカウンタ軸入力ギヤ及びカウンタ軸出力ギヤを介して、デファレンシャル機構の入力ギヤに伝達される。そして、上記動力は、そのデファレンシャル機構を介して、上記車両の駆動輪(前輪)に伝達される。
赤字部分を要約すると・・・
「トルクコンバーター無しのFF車用8速AT」という事になります。
これまでFR車用のトルクコンバーター無し8速ATでは48Vハイブリッド車という内容になってたので今回のFF用もハイブリッド前提という可能性も?
これまで「現時点で多段化の必要性は無い、より大きなエンジンを載せる時には多段化する」という事をマツダの藤原さんや開発者の方が公言してましたが、今後のより厳しい環境規制やエンジンの進化を考えるといずれ多段化は必要になると思います。
さらに言うとMAZDA3やCX-30に高性能なエンジンを搭載する事に合わせてスモール群でも8速ATに進化させていくのでは?という想像も膨らみますね😉