米国と欧州で情報解禁されたCX-5 2022年モデル(2021年モデル)ですが、続いてカナダとオーストラリアでも正式発表されました。
現時点で北米とそれ以外の地域における仕様の違いもおさらいしたいと思います。
米国と欧州で発表された内容を取り上げたブログはこちら。
これに続いてカナダとオーストラリアでも正式発表されています。
基本的な仕様は米国仕様と同じですがいくつかカナダ仕様独自のポイントを。
・フェンダーやボディ下部の樹脂パーツが”ボディ同色”は最上級グレード「GT」
・フェンダーやボディ下部の樹脂パーツが”グロスブラック”のスポーツ仕様グレードは「Sport Appearance Package」
・日本仕様で追加予定の「Field journey(フィールドジャーニー)」と同じ仕様のグレードは記載なし。
・欧州と日本で新たに設定されるボディカラー「ジルコンサンドメタリック」に関して記載無し。
・CX-5は2022年モデルから全グレード「i-ActivAWD」標準装備に。
フェンダーやボディ下部の樹脂パーツがグロスブラック仕様のグレードは日本仕様と同じく”Sport Appearance”という名称が与えられています。
米国ではSUVモデル全車種で2022年モデルからi-ActivAWDを標準装備にすると発表されましたが、カナダは現時点でCX-5のみ。
一方、カナダと米国のプレスリリースを見る限りでは現時点でジルコンサンドメタリックと日本仕様に追加予定の「Field journey」と同じ仕様のグレードが設定されるという記述はありません。
〇オーストラリアマツダ公式発表。
・フェンダーやボディ下部の樹脂パーツが”ボディ同色”は最上級グレード「Akera」
・フェンダーやボディ下部の樹脂パーツが”グロスブラック”のスポーツ仕様グレードは「GT SP」
・日本仕様の「Field journey」と同じ仕様のグレードは「Touring」
・「ジルコンサンドメタリック」新設定の記述あり。
・発売開始は2022年前半の予定。
同時に取り上げたカナダとは異なり、オーストラリアではジルコンサンドメタリックと「Field journey」と同じ仕様のグレードは導入すると発表されています。
CX-5 2022年モデル(2021年商品改良モデル)はこれまで「北米・欧州・オーストラリア」で正式発表されましたが、まだ未発表ながらもかなり情報が出てきている日本も含めるとボディカラーとグレード設定の違いが明確に分かれています。
〇ジルコンサンドメタリックとアウトドアイメージのグレード(日本仕様は「Field journey」)が"設定あり"
日本・欧州・オーストラリア
〇ジルコンサンドメタリックとアウトドアイメージのグレードが”設定無し”
米国・カナダ(北米)
これはあくまで個人的予想ですが・・・・。
北米ではトヨタと合弁の新工場で生産される「北米向け新型SUV」が来年導入予定ですが、このモデルは”アウトドアにおける使い勝手を重視したCX-5に近いサイズ"になる事が有力視されています。
欧州や日本と違って北米ではこのモデルも導入予定という事からCX-5にジルコンサンドメタリックとアウトドアイメージのグレードを設定しないのでは?と想像します。
代わりに北米向け新型SUVにジルコンサンドメタリックやライムグリーン加飾の内装が設定されるという事もあるかもしれませんね。
そうなると「北米向けのCX-5 2022年モデルに新色は用意されない?」という疑問も浮かびますが、先日リークされた中国の画像ではプラチナクォーツメタリックらしき車両もあったので、北米や中国向けのCX-5 2022年モデルではジルコンサンドメタリックの代わりにこちらが設定される可能性も・・・・?
马自达新款CX-5实拍 换宝马同款大灯 尺寸加长_新车-网上车市
まだまだ分からない部分がたくさんあるので今後の情報にも注目しておきたいところです。