前回のブログ記事では日本と北米で発表された「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」の内容を取り上げましたが、続いて欧州地域のマツダでもニュースリリースが発表されています。
マツダが発表した「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」を取り上げたブログ。
前回は日本と北米で発表されたニュースリリースを取り上げましたが、これに続いて欧州地域のマツダもニュースリリースを発表しています。
(一例)
〇ドイツマツダ
〇英国マツダ
〇オランダマツダ
それぞれのリンク先によると・・・・
・ラージ商品群のSUV「CX-60」「CX-80」を今後2年間の間に欧州で発売。
・採用されるパワートレインは「4気筒SKYACTIV-Gを採用したプラグインHV」「直6 SKYACTIV-X(48VマイルドHV)」「直6 SKYACTIV-D(48VマイルドHV)」
・3列シートSUV「CX-80」に関しては"7人乗り"と発表している地域も
プラグインHVに採用されるエンジンに関しては、英国マツダが8月に行った記者会見の資料から「SKYACTIV-G 2.5」が有力です。
欧州向けの「CX-60」「CX-80」には直6のSKYACTIV-Xも採用されるようですが、前回取り上げた日本仕様の詳細には記載されて無かったので実際はどうなるのか気になるところですね・・・。
あと、「CX-80」は欧州向けのマツダ車で初の3列シートSUVになる見込み。
欧州マツダは以前からCX-8導入をリクエストしていたようですがCAFE規制の影響もあってこれまで発売されませんでした。
欧州はプラグインHV車へ大幅な優遇処置を行っているのでCX-80は待望の3列シートSUVとなりそうです。
※注1
発電用ロータリーエンジンを採用した「MX-30 プラグインHV」に関してはドイツマツダとスイスマツダのニュースリリースで”欧州と米国で登場”というニュアンスで表されていました。
他の地域でこのような記述は無いので間違ってる可能性もありますが、事実だとすると日本など他の地域はマルチxEVのメリットを生かしてシリーズハイブリッドになるかもしれませんね・・・。
さらに欧州マツダはベールに包まれた車両の公式画像も公開。
https://twitter.com/Mazda_Europe/status/1446008138000257026/photo/1
ボンネット先端が立っている事に加えてボンネット全体も水平なのでかなり迫力のある車体に感じますね・・・。
試しに現行のマツダ車で最もサイズが大きいCX-9と比較・・・。
サイズ感は近いように思いますがAピラーからのルーフラインやボンネット先端の立ち具合は違うような気も・・・・?
こればかりは実車が発表されるときのお楽しみという感じですね。
そうなると気になるのは発表・発売時期ですが、北欧地域で詳細が発表されています。
スウェーデン市場におけるプラグインハイブリッド車の発売計画の詳細は、2022年初頭に発表予定(CX-60 or MX-30どちらかは不明、両方の可能性もあり)
この情報の限りだと、2022年に入ってすぐのタイミングで発売に関する動きが本格化すると思われるので、実車が初披露されるのは2021年内という可能性もありますね・・・。
北米向け新型SUV「CX-50」も11月に発表される予定なので、場合によっては2台同時発表という事もあるかもしれません。
ラージ商品群を中心とするマツダのSUVに関して重要な情報が一気に出てきたのでこれから発表・発売に向けた動きが本格化してくると思われます。
引き続き情報に注目しておきたいところですね。