つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

メキシコマツダがMAZDA2 2022年モデルを発表、北米向けのマツダ車で初のマイルドハイブリッド”e-SKYACTIV G”設定モデルとなる模様。

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(画像 メキシコマツダ)

日本と英国で発表されたMAZDA2 2022年モデル(2021年商品改良モデル)がメキシコでも発表されました。

 

メキシコマツダは「MAZDA2、MAZDA3セダン、CX-30のマイルドハイブリッド車を2021年内に発売予定」と社長自らTwitterを通じて今年2月に公表していたので、新たなモデルイヤーとなる2022年モデルで登場する流れが有力視されていました。

これを踏まえてメキシコマツダ公式HPをチェック・・・・。

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(画像 メキシコマツダ)

メキシコではハッチバックとセダンが販売されているのでそれぞれチェックしていきます。

 

〇セダン

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(画像 メキシコマツダ)

これまでメキシコ仕様のセダンは3グレード設定でしたが、2022年モデルから2グレード設定に。

カタログやスペック表を見る限りだとマイルドハイブリッド採用という記載が見当たらなかったのですが、公開されている公式写真をチェックすると・・・。

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(画像 メキシコマツダ)

マイルドハイブリッド車の証となる「e-SKYACTIV G」エンブレムが装着されているので、事前の予告通り2022年モデルで導入されたと見てよさそうです。

 

これ以外では日本と英国で新たに導入された「ワイヤレス充電」がメキシコ仕様にも。

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(画像 メキシコマツダ)

一方で日本と英国で新たに設定された外装色「プラチナクォーツメタリック」はメキシコ仕様に設定されていません(ボディカラーは後ほど紹介するハッチバックと共通)

あと、ポリメタルグレーメタリックも2021年モデルに続いて設定無しとなっています。

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(画像 メキシコマツダ)

 

ハッチバック

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(画像 メキシコマツダ)

これまで2グレード設定だったハッチバックはついに1グレードのみになるようです。

ハッチバックも公式画像をチェックすると・・・。

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(画像 メキシコマツダ)

こちらも「e-SKYACTIV G」エンブレムが確認出来るのでハッチバックにもマイルドハイブリッド仕様が導入されたと見てよさそうです。

セダンと同様にワイヤレス充電が導入されていますが、ハッチバックの公式画像で注目すべきは現在日本や欧州仕様には設定されていない「ブラックのレザー×ファブリック内装」がある点。

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(画像 メキシコマツダ)

この内装はおそらく日本仕様の2015年商品改良で設定された特別仕様車「BLACK LEATHER LIMITED」と同じだと思われます(当時はデミオ

MAZDA NEWSROOM「マツダ デミオ」を商品改良、および特別仕様車「BLACK LEATHER LIMITED」を発売|ニュースリリース

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(画像 MAZDA)

マツダは新たに「BLACK CABIN」「BLACK GLOSSY PACKAGE」「SUPER EDGY」という3つの商標を出願している事が先月明らかになっていますが、その内の「SUPER EDGY」はCX-3の新たな特別仕様車の名称になるのでは?という情報が寄せられています。

残り2つの商標も”BLACK”というフレーズが含まれているので、同じ流れでMAZDA2にも何らかの形で採用されるかもしれませんね。

 

メキシコマツダが発表している内容は以上となります。

マツダのマイルドハイブリッド車は欧州(MAZDA2・MAZDA3・CX-30)や日本(MAZDA3・CX-30・MX-30)を中心に導入地域が広がってきていましたが、ついに最重要市場となる北米でも発売開始されます。

先に触れたMAZDA3セダン・CX-30に加えて、北米ではトヨタと合弁の新工場で生産予定の北米市場専用新型SUVにもトヨタ製のハイブリッドが採用される予定。

さらにラージ群モデルでも48Vのマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドが導入される見込みなので北米向けのマツダ車もこれから電動化技術採用モデルの販売割合が上がっていく事になりそうです。