日本向けの新しい特別仕様車「990S」の実車も公開された事で正式発表が近づいている印象のロードスター2021年商品改良モデルですが、欧州ではポーランドマツダがMX-5 2022年モデルの価格表を公開しています。
ロードスター2021年商品改良モデルに関してはすでに国内で改良内容に関する情報が出ている事に加えて、先月開催された軽井沢ミーティングでは新しい特別仕様車「990S」の実車が公開。
日本国内向けの2021年商品改良モデルは12月中旬の正式発表が有力ですが、欧州ではポーランドマツダが一足早く2022年モデルの価格表を公開しています。
まずポーランド仕様のグレード構成から。
・標準グレード「SKYPASSION」と上級グレード「SKYFREEDOM」の2種類。
・ソフトトップ車は「6MTのみ」、RFは「6MTと6AT」を設定。
・エンジンはSKYACTIV-G 2.0のみ。
カタログでは無く価格表なので実車画像などは掲載されていませんが、2022年モデルから設定された新しい装備や仕様がいくつか記載されています。
改良点①:内装に「Tapicerka Terracotta(テラコッタ色のレザー表皮)」が新設定。
改良点②:「Niebieski dach(ブルーのソフトトップ)」が新設定。
日本仕様のRFで新たに「VS TERRACOTTA SELECTION」というグレードが追加されるという情報が出ていますが、ポーランド仕様でもテラコッタ色のレザー内装が新たに設定されています。
ブルーのソフトトップは日本で実車が披露された特別仕様車「990S」にも採用され、公式画像も公開されています。
改良点③:ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」の記載あり。
こちらも事前情報通りボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」が新たに設定されていました。
一方で日本仕様では廃止されるという話が出ているアークティックホワイトは残っています。
欧州向けのマツダ車ではCX-5やMAZDA6でもアークティックホワイトが設定されているので思ったより需要が多いのかもしれませんね。
ポーランドマツダが公開した価格表で確認出来た変更点は以上となります。
基本的にはこのブログで取り上げた事前情報通りの改良内容ですが、日本仕様で新たに導入される予定の「車両姿勢安定化制御」はポーランドマツダが公開した価格表では記載されていませんでした。
欧州仕様でも「車両姿勢安定化制御」が採用されるという噂は以前出ていたので価格表に載っていないだけかもしれませんが・・・。