一部地域向けのMAZDA3に装備されているコンソール後部のエアコン吹き出し口。
これを愛車のMAZDA3に移植しようとチャレンジするオーナーさんが現れました。
MAZDA3を所有している方を中心にご存じの方も多いと思いますが、日本仕様のMAZDA3にはコンソール後部のエアコン吹き出し口が無いのに対して海外の一部地域向けには装備されています。
あれ?新型MAZDA3のオーストラリア仕様だとリアのエアコン吹き出し口がセンターコンソール裏にある・・・。
— taku2 (@taku2_4885) 2019年4月12日
2枚目の画像はこれまでの仕様。https://t.co/1mHMN75hNz pic.twitter.com/wCnQUJh4E3
兄弟車であるCX-30は装備されてるのでMAZDA3にも追加して欲しいと思ってる方も多いと思いますが、愛車のMAZDA3に自らの手で追加しようとしているオーナーさんを見つけました。
今回の情報元は海外のMAZDA3フォーラム「MAZDA3 REVOLUTION」
リンク先によると、今回愛車のMAZDA3にコンソール後部のエアコン吹き出し口を追加しようとしているのは欧州(ポーランド?)在住のユーザーさん。
(欧州仕様のMAZDA3は日本と同様にコンソール後部のエアコン吹き出し口がありません)
最初は装着されているMAZDA3が販売されているオーストラリアの販売店へ必要になりそうなパーツを購入可能か問い合わせたものの、車体のシリアルナンバー提示を要求されたために実質的に欧州からパーツ購入は不可能だったとの事。
その次に整備マニュアルを入手してさらに詳しく調べたところ以下のパーツが必要になると写真付きで掲載されています(※あくまでユーザー談)
・吹き出し口本体・内装パネル
・風を送るためのダクト2種類(中央の画像内にある青色のパーツ)
・エアコン用アクチュエーター(右の画像内にある青色のパーツ)
・各種コネクター
ちなみにFF車とAWD車でパーツや部品の品番は異なるようです。
エアコン用アクチュエーターは風を出す吹き出し口や内気外気の切り替えを行うための部品だと思われますが、これがコンソール後部の吹き出し口の有無で仕様が異なる事に加えて取り換えた場合はコーディングする必要も出てくるとの事。
さらに各吹き出し口への分岐部分(下画像)に関してもコンソール裏向けの開口部は塞がれているようで穴あけ加工が必要になる可能性も出てくるようです。
上記の内容を見るだけでも大規模な作業が必要になるのが確実なのでコンソール後部の吹き出し口を後付けするのはかなりハードルが高くて現実的では無い感じですね・・・・。
まだ作業は途中である事やパーツも発注済みとの事なので今後の進歩状況もチェックしてみたいと思います。