日本や北米に続いて欧州でも順次発表されているMX-5 2021年モデル(ロードスター2020年商品改良モデル)ですが、イタリアマツダも正式発表しました。
イタリアマツダ公式プレスリリース。
基本的な改良内容は他国の仕様と同じです。
・ボディカラーにディープクリスタルブルーマイカを新設定。
・ピュアホワイト・ナッパレザー内装を新設定。
・CarPlayがワイヤレス対応に。
ただしイタリア向けの2021年モデルでは大きな変更ポイントが・・・。
それは「ボディカラーが再び7色設定」になった事。
実はイタリア向けのMX-5は2020年モデルからボディカラーの種類が大幅に絞られていました。
・SKYACTIV-G 1.5搭載のソフトトップ車はポリメタルグレーのみ。
・SKYACTIV-G 2.0搭載車はソフトトップ・RF共にマシーングレーが標準。
・SKYACTIV-G 2.0搭載車のみソウルレッドクリスタルのOP設定あり。
これに対して今回発表された2021年モデルでは再び7色設定に戻されました。
ただし、グレード設定は引き続き種類が絞られたままとなっています。
〇EXCEED
・日本仕様のLパッケージと同等グレードでSKYACTIV-G 1.5搭載のソフトトップ車のみ。
・ブラックレザー内装標準、ピュアホワイトとバーガンディレッドがオプション設定。
〇SPORT
・日本仕様のRSと同等グレードでSKYACTIV-G 2.0搭載のソフトトップ・RFのみ。
・レカロシートとビルシュタインダンパー標準装備。
・RFは2トーンルーフがオプション設定。
引き続きMT車のみの設定に。
2020年モデルのボディカラーが3色のみとなっていたのはおそらく欧州のCAFE規制対応で販売台数を制限するためというのが理由だと思いますが、さすがに種類が少なすぎるのでは?と感じていたので現地ユーザーにとっては朗報と言えそうですね。
100周年記念特別記念車も引き続き販売されるようですが、新たな特別仕様車が登場するのかも気になるところです。