つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

日本に続いて海外でも「MX-5 2022年モデル(ロードスター2021年商品改良モデル)」が正式発表されたので内容をチェック。

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(画像 ドイツマツダ)

日本でロードスター2021年商品改良モデルが昨日正式発表されましたが、ほぼ同時に海外でも"MX-5 2022年モデル"を正式発表する地域が出てきています。

 

 

日本で正式発表されたロードスター2021年商品改良モデルの内容をまとめたブログ。

主な改良・変更内容をまとめると・・・

・ボディカラーに「プラチナクォーツメタリック」を追加

・内装に「テラコッタカラーのナッパレザー」を追加(RFのみ)

・ダークブルーのソフトトップを用意(990S・NAVY TOP)

・新開発の車両姿勢安定化制御「Kinematic Posture Control(KPC)」を採用

これに続いて海外の一部地域でも日本とほぼ同時にMX-5 2022年モデルが正式発表されているので順番に紹介します。

 

〇オーストラリア

オーストラリアでは「2022年モデルは12月16日に発表される」という事前情報通り、現地メディアを通じて内容が公開されています。

・Carsguide

・DRIVE

・CarExpert

・基本的な改良内容は日本仕様と同じ。

・SKYACTIV-G 1.5搭載モデルが廃止

・2022年第1四半期に発売開始。

オーストラリア仕様ではこれまでソフトトップのベースグレード"Roadster"のみ設定されていたSKYACTIV-G 1.5が廃止されます。

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(画像 オーストラリアマツダ)

現地メディアの記事によると「2018年の商品改良以降から顧客の大半は大幅アップデートされたSKYACTIV-G 2.0を選ぶようになり、SKYACTIV-G 1.5搭載モデルの販売割合はベースグレードのみだった事もあり全体の5%にとどまっていた」との事。

 

〇ドイツ

・基本的な改良内容は日本仕様と同じ。

・GPF(ガソリン・パティキュレート・フィルター)無しでEuro6d-ISC-FCM排出基準に適合。

特別仕様車「KINENBI」を発売(ソフトトップ・RF)

特別仕様車"KINENBI"の内容)

・ソフトトップ車はダークブルーのソフトトップを採用。

・RFは2トーンルーフ仕様

・内装はテラコッタカラーのナッパレザー仕様(ソフトトップ・RF共通)

事前にブログで取り上げた情報通り、ドイツ仕様では「KINENBI(=記念日?)」という名称の特別仕様車が発売されます。

欧州仕様ではこれまでにもソフトトップと内装で異なるカラーを組み合わせた特別仕様車が複数発売されてきましたが、今回もダークブルーのソフトトップとテラコッタカラーの内装を組み合わせた仕様はかなり気になります。

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(画像 ドイツマツダ)


ノルウェー

・基本的な改良は日本仕様と同じ。

・プラチナクォーツメタリックに代わってスノーフレイクホワイトパールマイカが廃止。

・発売開始は2022年初めの予定。

・2021年モデルから発売されている特別仕様車「White Edition」を継続。

・さらに新しい特別仕様車TERRACOTTA」を発売(ソフトトップのみ)

特別仕様車TERRACOTTA」の内容)

ダークブルーのソフトトップを採用。

・内装はテラコッタカラーのナッパレザー仕様

ノルウェーでは2021年モデルから販売されている赤色のソフトトップとピュアホワイトレザー内装を組み合わせた「White Edition」を継続、さらにダークブルーとテラコッタ内装を組み合わせた特別仕様車TERRACOTTA」も新たに発売されるのでかなり華やかなラインアップとなりますね。

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ノルウェーで販売されている"White Edition" (画像 ノルウェーマツダ)」

 

〇オランダ

・基本的な改良は日本仕様と同じ。

・一部グレードで内外装の仕様が変更。

・2022年1月中旬に実車が販売店に到着予定。

(仕様変更の内容)

〇Signature(日本仕様のLパッケージ相当)

・内装はピュアホワイトレザー仕様(ソフトトップ・RF共通)

・ソフトトップ車は赤色のソフトトップとRAYS製16インチアルミホイール装備に。

・RFは2トーンルーフとBBS製17インチアルミホイール装備に。

〇Sportive(日本仕様のRS相当)

・これまでグレーだったソフトトップがブラックに変更。

・RFは2トーンルーフのままで変更無し。

 

〇スペイン

・基本的な改良は日本仕様と同じ。

・新しい特別仕様車「Blue Cap Edition」を発売(ソフトトップ車のみ)

・年明け1月に実車が販売店に到着予定。

特別仕様車「Blue Cap Edition」の内容)

・ダークブルーのソフトトップを採用。

・内装はテラコッタカラーのナッパレザー仕様。

・選べるボディカラーは「プラチナクォーツメタリック」「ジェットブラックマイカ」「アークティックホワイト」の3色。

・SKYACTIV-G 2.0(6MT)のみという記述もあり。

 

〇米国・カナダ

・基本的な改良は両国ともに日本仕様と同じ。

・ただし、米国のみダークブルーのソフトトップを採用という記述は無し。

・今冬に発売開始予定。

ニュースリリースを見る限りだと米国仕様ではダークブルーのソフトトップに関する記述がありませんでした。

カナダでは上級グレード「GT」のオプションで選べるようになっているので、実際は米国仕様でも選択可能になっている or 後からダークブルーのソフトトップを採用した特別仕様車が導入されるという事もあるかもしれませんね。

 

〇英国

ライトウェイトスポーツの本場でこれまでにも数々の特別仕様車が発売されている英国ですが、2022年モデルに関しては今のところ日本仕様と同等の改良以外は動きがありませんでした。

ただ、それほど間を空けずに特別仕様車が発表される事例も多々あるので引き続き情報に注目しておきたいところです。

 

現時点で正式発表を確認出来る地域は以上となります。

基本的な改良内容は日本仕様と同じですが、欧州で発売されるダークブルーのソフトトップとテラコッタカラーの内装を組み合わせた特別仕様車は個人的にかなり気になりますね。

日本仕様のソフトトップでもテラコッタカラーの内装が選べると嬉しいのですが・・・(笑)

今後さらに正式発表を行う地域も出てくると思うので引き続き注目しておきたいところです。