つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

発電用ロータリーエンジンを採用した「MX-30 マルチxEV(PHEV)」は日本と北米にも導入されるとの情報。

 

(画像 MAZDA)

 

2022年のマツダにとってラージ商品群と並んで注目されている発電用ロータリーエンジンを採用した「MX-30 マルチxEV(PHEV)」

導入が正式に公表されているのはこれまで欧州くらいでしたが、日本や北米にも導入されるようです。

 

MX-30 マルチxEV(PHEV)に関しては、中国新聞「2022年度下半期(9月~来年3月の間)に発売する」と報道。

MX-30登場時からマルチxEV仕様導入が公表されていた欧州でも「2022年夏に発表予定」とメディア向けに公表されており、スペインマツダの情報では正式名称が"MX-30 e-SKYACTIV R-EV"となっています。

今回は日本や北米へ導入される可能性について取り上げている記事があったので紹介したいと思います。

 

今回紹介するのは米国の経済系メディア「NEWS 7 TRENDS」が掲載している記事。

Mazda confirmed that its trademark rotary engine will return this fiscal 12 months in a plug-in hybrid model of the MX-30 subcompact crossover certain for the U.S.

マツダは、トレードマークのロータリーエンジンを、サブコンパクトクロスオーバー「MX-30」米国仕様のプラグインハイブリッドモデルに搭載することを決定しました。

The rotary plug-in model of the MX-30 will debut within the second half of the present fiscal 12 months ending March 31, 2023. It is going to be launched within the U.S. and Japan in sequence, a spokesman mentioned.

MX-30のロータリープラグインモデルは、2023年3月期(2022年度)下半期にデビューし、米国と日本で順次発売する予定と広報担当者は述べた。

どうやらマツダの広報担当者(おそらく北米マツダ)へ取材を行い、米国と日本でMX-30 マルチxEV(PHEV)を発売予定という回答を得たようです。

 

実は北米マツダは昨年春にMX-30 マルチxEV(PHEV)を2022年導入予定と一旦公表していたものの、米国マツダ公式HPに開設されていた特設サイトがいつの間にか消えてしまってたので「導入が中止になったのでは?」という憶測も飛んでいました。

(以前は赤色で囲った部分に将来導入予定車種として紹介、現在は削除)

(画像 MAZDA USA)

そして、日本に関しては以前から導入される可能性が高いと思われていたものの、具体的に日本へ導入するという証言が出たのはおそらく今回が初。

以前から注目していた方もかなり多いと思うのでまずは朗報と言えそうですね。

これ以外ではオーストラリアマツダの関係者も導入へ前向きな発言をしているのでMX-30 マルチxEV(PHEV)は欧州以外の主要マーケットにも導入される事になりそうです。

2022年前半はラージ商品群第一弾「CX-60」が話題の中心になると思いますが、後半シーズンが近づくにつれてMX-30 マルチxEV(PHEV)に関する発表がマツダから行われる可能性もあるので引き続き注目ですね。

 

ちなみに、欧州ではEVモデルのみ一足先に2022年モデル(年次改良車)が発表されています。