つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

オーストラリアでの販売開始に向けてCX-60のテスト車両2台が現地に到着、当初の予定より販売開始が遅れる可能性も?

「画像は欧州仕様 (画像 ドイツマツダ)」

日本と欧州に並んでCX-60のメインマーケットとなる予定のオーストラリアですが、最終テストを行う車両が現地に到着したようです。

 

オーストラリアマツダは日本や欧州とほぼ同時にCX-60導入を正式発表済み。

これまでの情報だと2022年内に発売開始予定と報じられていましたが、これに先立って2台のテスト車両がオーストラリアに到着した事が複数の現地メディアで取り上げられています。

 

 

〇DRIVE

〇Carsguide

〇CHASING CARS

〇CarExpert

今回オーストラリアに到着したCX-60は「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」と「ソウルレッドクリスタルメタリック」の2台で、どちらもプロトタイプとの事。

(画像 CarExpert)

ドアミラー横に貼られている青色のラベルがマツダ保有の証で、どちらの車両もリアエンブレムやフェンダーエンブレムのロゴがありません。

ロジウムホワイトプレミアムメタリックの車両のみトレーラーヒッチが装備されています。

搭載されているパワートレインに関する情報も発表されていないようですが、DRIVEによるとロジウムホワイトプレミアムメタリックの車両はマツダコネクトの画面に表示されてる映像から「48V マイルドハイブリッド車(使用燃料は不明)」

ソウルレッドクリスタルメタリックの車両はオーストラリアマツダがメディア向けに公開した動画に映っていたインフォメーション画面から「SKYACTIV-D 3.3(マイルドハイブリッドの有無は不明)」の可能性が高いとの事。

「ロジウムホワイトの車両の内装 (画像 MAZDA)」



先に紹介したようにこの2台のCX-60がオーストラリアへ持ち込まれたのは発売開始前の最終テストが目的で、国内の様々な環境を最大6か月・約3万キロ走行して得たデータや分析結果をマツダ本社の開発部門へフィードバックされます。

オーストラリアでこのようなテストを行う理由はマツダにとって特に重要度の高いマーケットである事だけでなく、現地独特の道路環境や気候も関係しているとの事。

この時期からテストが開始されるのは9月頃からオーストラリアの気温が上昇するのもあるようです。

 

 

この2台はテスト走行に加えて販売店向けの研修にも使用されるようですが、この時期からテスト走行開始する事から、販売開始時期が2022年内からやや遅れて2023年初めになるのでは?と推測メディアもいくつかあります。

日本でも販売開始直前に制御プログラムや脚回りのアップデートが行われた事から、9月15日に発売されたXD-HYBRID系グレードの納車開始がやや遅れているという話もあるので、オーストラリア仕様もテスト結果次第で遅れる可能性はありそうですね・・・。

マツダにとってオーストラリアは重要度の高いマーケットなので、今後の動向がきになるところです。