つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

「MAZDA ICONIC SP」のエクステリアデザインに関するマツダの意匠登録が日本でも公開されました。

(画像 J-PlatPat)

先月「ICONIC SP」に関する意匠登録が欧州で公開されたのを取り上げましたが、続いて日本でも意匠が公開されています。

 

 

ICONIC SPは昨年10月のジャパンモビリティショーで発表されたコンセプトカーですが、先月にはマツダが内外装デザインに関する意匠登録を欧州で取得している事が明らかに。

アルミホイールや灯火類まで含めた9件が取得されていましたが、日本でもICONIC SPに関する意匠登録が公開されています。

 

 

〇特許情報プラットフォーム

①意匠登録 第1745129号

(画像 J-PlatPat)


②意匠登録 第1745130号

※ピンク色で表されている部分は意匠対象外

(画像 J-PlatPat)

欧州ではアルミホイールや灯火類に関する内容もありましたが、今回日本で公開された意匠登録はエクステリア全体とシグネチャーウイングの2件。

この2件は昨年5月23日に意匠登録されていましたが、この時はまだICONIC SPが発表されてない事からこれまで内容は非公開(秘密意匠)となっていました。

ICONIC SPが昨年10月に発表された事から国内外で意匠登録が公開され始めた流れでしょうね。

「秘密意匠制度」

登録日から最大3年の期間を設定して内容を秘密する事が可能な制度で、発売前の商品デザイン等を前もって意匠登録する場合に用いられる事が多い。

 

 

ICONIC SPは2ローター化した発電用ロータリーエンジンを搭載したコンパクトスポーツカーがコンセプトですが、せっかくなので2015年に発表された「RX-VISION」の意匠登録図と簡単に比較。

 

左:RX-VISION、右:ICONIC SP (画像 J-PlatPat)

意匠図で比較してみると前後正面から見た雰囲気は近いですが、サイドから見るとノーズやプレミアムディスタンスの長さは異なっており、特にICONIC SPはキャビン部分が大きく絞り込まれている(コークボトルシェイプ)のが分かります。

ただ、ICONIC SPはドアのパーティングラインが斜めに入っている事でプレミアムディスタンスがより短く見える事もあるでしょうね・・・。

個人的にはウインドウのサイズが大きくなった事で薄くなったボディパネルがコンパクトスポーツらしい軽快感を表現してる気もします。

 

今回公開されたICONIC SPに関する意匠登録はエクステリア関連のみですが、マツダの秘密意匠はまだ2件残っている事に加えて今後さらに申請される可能性もあるので引きつづき注目しておきたいと思います。

 

令和6年能登半島地震災害の義援金受付関連リンク。

・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)

令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金ふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。