今月から北米で販売開始される予定だった「CX-70」ですが、現地メディアによる試乗レポートも解禁されました。
CX-70はラージ商品群の中でも主に北米で販売される2列シートSUVとして今月から北米で販売開始予定で、先週カリフォルニア州・パームスプリングスでメディア向け試乗会も開催。
販売開始に向けた動きがどんどん進んでいますが、事前情報通り5月21日(現地時間)に試乗レポートが解禁されています。
昨夜Twitter(現:X)でも紹介しましたが、北米で解禁された試乗レポートの一部を紹介。
CX-70に関しては当初からCX-90をほぼそのまま2列シートにしたモデルなのが賛否を呼んでいましたが、今回解禁された試乗レポートを見る限りだとむしろ2列シートSUVトップレベルのリアシート/ラゲッジの広さに注目しているメディアが多い印象。
これに関しては専用デザインのフロントバンパーやアルミホイール、CX-90には無い内外装色が設定されている事も関係してるかもしれません。
おそらく一般ユーザーが実際に購入検討する時は室内の広さやラゲッジスペースを特に重要視する場合が多そうなので、ここは強みになりそうですね。
ちなみに、CX-70の競合車種は「ホンダ・パスポート」「フォルクスワーゲン・アトラス」「シボレー・ブレイザー」などのマスマーケットブランド車が中心で、CX-70の最上級グレードでようやくプレミアムブランド(レクサスやアキュラ etc...)のベースグレードとほぼ同価格帯になるとの事なので、このあたりはCX-90と全く同じ価格設定/位置付けになります。
そしてCX-60・CX-90で特に賛否が出ていた乗り心地とトランスミッション制御ですが、今回確認したレポートを見る限りだと乗り心地は未舗装路のみやや硬いと評価するメディアがあるものの、全体的にはスポーティなハンドリングとのバランスを高く評価している印象(ステアリングの重さも僅かに軽く調整されたようです)
少なくとも"固すぎる"ような表現は見受けられません。
一方でトランスミッション制御に関しても「まだ変速を迷うような瞬間が少しある」という評価がある一方で「CX-90から全て改善されている」という評価も多く見受けられます。
走行シーンによる違いだと思われますが、乗り心地と同様にこちらもかなり改善されてるのは間違いなさそうですね。
北米マツダの関係者からは今後も改良・進化を続けるコメントが出ていますが、CX-70で実施された各種アップデートはCX-90にもすでに採用されていて、販売されたCX-90にもアップデートプログラムが提供されています。
試乗レポートも解禁されたCX-70ですが、カナダの販売店では先月末から実車配備が進んでいて海外フォーラム上では早くも納車されたユーザーさんも。
米国でもまもなく実車配備が始まる予定なので、これから納車報告もどんどん出てくると思われます。
CX-70で実施された各種アップデートは今後日本や欧州で販売される「CX-80」にも採用されるはずなので、どのような走りになっているのか注目ですね。
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byu/Chwkmtb-er inMazdaCX70
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。