つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

次期CX-5から導入されるマツダの新型ストロングハイブリッドは"エンジンと変速機の間にモーターを配置したパラレル式"を採用へ。

(画像 MAZDA)

次期CX-5から導入する事が公表されたマツダの新型ストロングハイブリッドに関する新たな報道が出てきました。

 

 

2022年11月に開催した中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針で開発が初公表されていたマツダの新型ハイブリッドシステムですが、昨年から今年にかけて【次期CX-5から導入】や【次世代ガソリンエンジン"SKYACTIV-Z"と組み合わせる】計画も公表。

☆中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針(2022年10月)

☆次期CX-5に搭載する事を初公表(2024年5月)

☆SKYACTIV-Zと組み合わせて2027年中に次期CX-5から導入する事を発表(2025年3月)

これまでの報道や関係者の証言からモーターのみの走行も可能なストロングハイブリッドシステムになるのが明らかになっていましたが、より詳しい内容に関する報道が出てきました。

 

 

今回取り上げるのは「日経XTECH」が本日掲載した記事。

マツダは今月18日に開催したマルチソリューション説明会で新型ハイブリッドと組みわせるSKYACTIV-Zの排気量などを発表しましたが、これを受けて日経XTECHはマツダの開発担当者へ取材を実施。

マツダ執行役員パワートレーン開発・技術研究所担当の中井英二さんから新型ハイブリッドシステムの詳細についていくつか説明があったようです。

新型ハイブリッドシステムはパラレル式を採用。

・新型ハイブリッドシステムの構造はエンジンと変速機の間にモーターを配置するもので、シンプルな構造なのでエンジンや変速機はハードウエアの資産を継承しやすく幅広い車種に技術要素を展開可能。

・「(幅広い走行領域において)エンジン主体で走り、音や加速感などエンジンの気持ちよさを引き出すマツダ流のハイブリッドシステム(中井さん談)」

SKYACTIV-Gを発表した2010年よりも前から「ストロングハイブリッドシステムを開発するなら(エンジン走行主体の)パラレル式と決めていた(中井さん談)」

・2027年の導入時はスモール群の「CX-5」から採用を始めるが、2028年以降にラージ群への技術展開を検討している。

マツダの新型ハイブリッドシステムに関しては当初から"これまで積み上げてきた技術資産を有効に使う"という方針が明言されていたのでパラレル式という予想が多かった印象ですが、やはり資産継承だけでなく幅広い車種へ展開する事も考慮してパラレル式を採用したとの事。

中井さんによると2010年以前からパラレル式を採用する事を決めてたようなので、SKYACTIVテクノロジー開発初期から"一括企画"してたのかもしれません。

その一方で、マツダはラージ商品群のPHEVでエンジンと変速機の間にモーターを配置するパラレル式ハイブリッドを市販化しているので、次期CX-5から導入される新型システムにも技術や知見の一部が生かされる可能性も?

(駆動方式が違うのでややハードル高そうですが・・・)

ラージ商品群のPHEV"e-SKYACTIV PHEV"もパラレル式ハイブリッド (画像 MAZDA)

あと、2024年6月にはドイツの半導体大手インフィニオンテクノロジーズとマツダが「構造が簡素で高い出力を出せるハイブリッド用モーター制御技術(インバーター)」を共同開発した事が報道されたので、こちらも新しいパラレル式ハイブリッドに採用されるかもしれませんね。

 

ちなみにマツダは横置きエンジンのパラレル式ハイブリッドに関する特許もすでに複数出願していますが、その中にはモーターをエンジンと変速機の間ではなく車軸上に配置する内容もありました。

今回エンジンと変速機の間にモーターを配置する事が明言されましたが、企画・開発段階では様々な仕様を検討していたのが伺えます。

☆モーターをエンジンと変速機の間に配置したパラレル式ハイブリッドの特許(2024年12月出願公開)

(画像 IP Force.jp)

☆モーターを車軸上に配置したパラレル式ハイブリッドの特許(2023年2月出願公開)

(画像 IP Force.jp)

 

 

開発が発表されてから少しずつ詳細が明らかになってきたマツダの新型ハイブリッドシステムですが、欧州ではSKYACTIV-Zのさらに詳しい情報が2025年春に提供される報道も出ているので、組み合わせる新型ハイブリッドシステムに関する新たな情報も合わせて提供されるかもしれません。

今年夏ごろと有力視されている次期CX-5のワールドプレミアが近づくにつれて情報もさらに増えてくると思われるので、引き続き注目しておきたいと思います。

 

令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。

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令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

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令和6年(2024年)能登豪雨に係る災害義援金の受付について | 石川県

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