今週はマツダの特許件数が少ないです😅
その中からいくつか取り上げます。
まずは「車両のトランク周辺構造」という内容。
説明図を見るとMAZDA3セダンに関する内容のようです。
説明文には・・・
従来のトランク周辺構造では、リヤガラスの表面に沿って流れてきた水滴がシール部材の前側に溜まる。この結果、時間が経過すれば水自身は乾くものの水に含まれるゴミ等はシール部材の前側に溜まり続けるという欠点があった。
そこでシール部材とウェザーストリップによってトランク開口部を二重に封止しつつ、シール部材の前側に水が溜まることを防止できる車両のトランク周辺構造を提供する内容。
続いては「車両用乗員拘束装置」という内容。
シートベルトに関する内容です。
説明文には・・・
最近では、6才・12才程度の子供用として、シートクッション上に載置固定されるブースタシートを用いるものがある。このブースタシートに着座した子供は、その肩の高さがシートクッションに直接着座した大人の肩の高さとほぼ同じとなるため、シートベルト装置を大人用と子供用とで兼用できるようになる。
しかしその場合、子供の肩幅は大人の肩幅に比して小さいためシートベルトが子供の肩から外れやすくなる。前方衝突時、特にベルトガイドとは反対側に子供が投げ出されようとする斜め衝突時に子供の肩からシートベルトが外れやすい。
そのような事情を鑑みて、高価な部品の追加や別途マニュアル操作を行うことなく、大人が装着したときの装着感悪化の防止と、子供が装着したときの衝突時におけるシートベルトの肩外れ防止とを、共に得られるようにした車両用乗員拘束装置。
2件ともどちらかと言うと地味に思われるかもしれない内容ですが、こういった細かい部分の積み重ねが実際にクルマを使用した時の満足感に繋がる気がします。
お子さんがシートベルトを不快に思ってしまうと家族でお出かけも出来なくなるかもしれませんから・・・😅
今週の特許は件数も少ないので以上になります♪