MX-30に加えてM-ハイブリッド採用拡大と電動デバイス採用例が増えているマツダ車。
スペインマツダCEOが今後の電動デバイス採用の流れについて語っています。
情報源はこちら。
スペインマツダCEOであるJosé María Terol氏が取材に答えています。
(Q1:スペインでの今後の電動デバイス搭載車の販売予測は?)
現在、マツダはスペインで電動デバイス搭載車販売ランキング6位です。
2020年は販売されるマツダ車の約70%が何らかの電動デバイス搭載車になる予測なのでTOP3に入ると思われる。
MAZDA3・CX-30でM-ハイブリッドをすでに採用しているが、2020年にはM-ハイブリッドを採用したMAZDA2、そしてMX-30を販売開始する予定です。
(Q2:電動デバイス搭載車を販売するために販売サービス網ではどのような準備を?)
MAZDA3等のM-ハイブリッド販売に向けてアフターセールス部門はディーラー向けに特別トレーニングを実施しました。
EVであるMX-30発売に向けても準備を開始しています。
(Q3:EVがエンジン搭載車に比べて部品点数が少ない場合、何か影響が出る?)
ピュアEVの場合わずかに少ないかもしれませんが、ハイブリッドの場合は通常のエンジン搭載車より部品点数や手間が増えます。
2021年に米国新工場が完成予定なのでより多くのスタッフを雇用する必要があります。
(Q4:バッテリーの様々な課題に関してはどう考えてますか?)
EVやそれに伴うバッテリーの需要は依然として不透明です。
ただ、容量や航続距離、充電速度やコストは徐々に改善されると予想する。
(Q5:充電施設の不足が懸念材料だと思われるが個人的な解決策はありますか?)
行政や電力会社が主導して充電インフラを充実させる責任を負わなければならないと考える。
(Q6:シェアリングなど車の所有形態に関しても様々な方法が出てきていますが?)
マツダが販売する車両の約75%はマツダファイナンシャルサービス等の個人オーナー向けローンで購入されています。
同時に延長メンテナンスプランにも加入されている。
今後も様々なニーズに合わせてサービスを検討していく。
(Q7:今後のCO2規制に対してどのように対策していきますか?)
さらなるエンジンの効率化に加えてM-ハイブリッドやMX-30等の電動デバイス採用車で新たな規制に対応可能。
以上になります。
スペインに限った内容ではありますが、2020年に販売されるマツダ車の約70%が何らかの電動デバイス搭載車になるというのはなかなか驚きです。
やはりM-ハイブリッド採用のMAZDA3・CX-30・MAZDA2が販売の中心になりそうですね。