米国とカナダでついにCX-9 2021年モデルが正式発表されました!
以前から注目していた内容についてまとめていきます。
まず、CX-9 2021年モデルに関しては北米向けの特別仕様車”Carbon Edition”と共に新世代マツダコネクトと10.25インチモニターが採用されるという噂がこれまでに出てきていました。
かなり気になる噂が出ていた事もあって正式発表に注目していましたが、ついに米国とカナダマツダが正式発表。
一足早くTwitterで取り上げていましたが、ブログではより詳細をチェックしていきたいと思います。
米国マツダがCX-9 2021年モデルを発表しました!
— taku2 (@taku2_4885) 2020年8月18日
・新世代マツダコネクト採用
・10.25インチモニター
・フロントグリル開口部の意匠変更
とりあえず速報。
詳しい内容は改めてブログで纏めます✍https://t.co/SYqCwvl4U2 pic.twitter.com/B9hmxRPDe3
まずは公開された2枚の公式画像をそれぞれチェック。
〇外観
カナダマツダが発表した”100周年特別記念車”と”Kuro Edition”の画像でフロントグリル開口部の意匠が変わっているのを確認していましたが、やはりカタログモデルも共通でした。
さらに100周年特別記念車の画像ではホイールデザインも変わっているのを確認していましたが、米国マツダが公開した画像ではホイールデザインは確認できません。
ただ、リリース文には「新しいデザインの20インチホイール」という記載があるので100周年特別記念車と同じデザインになると思われます。
〇内装
①新世代マツダコネクト採用
・10.25インチモニター(全グレード)
・車載Wi-Fi(3か月 or 2GBの試用期間付き)
・専用アプリMyMazdaを活用して車両状態のチェック・操作を可能にする”Mazda Connected Services”(3年のトライアル期間付き)
噂どおりついに新世代マツダコネクトと10.25インチモニターが搭載されました!
昨今の北米向け車両ではベースグレードのみモニターサイズが違うという事例が多かったですがCX-9 2021年モデルでは全グレード共通で10.25インチとなります。
車載Wi-Fiやコネクティッドサービスも充実するので商品力はかなり向上するのではないでしょうか。
あと以前から気になっていたのは「コマンダーコントロールはどうなるのか?」という点。
新世代マツダコネクトを採用したMAZDA3等はコマンダーダイヤル形状が従来型と違う事に加えて、日本仕様のみダイヤル上部にタッチパッド機能が搭載。
モニターもタッチパネル式では無くなっています。
今回のCX-9 2021年モデルのダイヤル周辺を2020年モデルと比べると・・・・
光の加減が大きく異なりますが、ダイヤル形状やボタン配置に変更は無いようです。
これらの点から、CX-9 2021年モデルは従来型のコマンダーダイヤルと新世代マツダコネクトを初めて組み合わせたモデルという事になります。
タッチパネル式になっているのかリリース分では確認できないので実車で操作している動画が出てくるのに期待ですね。
②最上級グレード”Signature”に新しいデザインのシート表皮採用
シートサイドサポート部にキルティングデザインとパイピングが加えられました。
続いて価格とグレード構成一覧。
140~490ドル(日本円換算で約14,000~50,000円)の値上げ。
新世代マツダコネクトを搭載という大きな改良が行われた事を考えたらほぼ据え置きと言っていいのではないでしょうか?
続いてカナダマツダが発表した内容。
内外装デザインの変更点は米国仕様と共通ですが、題名の通り新世代マツダコネクトは今回発表された情報の限りでは従来型のままです。
事前に「カナダ向けのCX-9 100周年特別記念車に新世代マツダコネクトは採用されない可能性がある」という内容を取り上げました。
カナダ向けのマツダ車ではMAZDA3・CX-30でも専用アプリMyMazdaや車載Wi-Fi機能が未採用となっているので新世代マツダコネクト導入の優先順位があまり高くないのでしょうか・・・?
その代わりに、米国向けに販売されない100周年特別記念車がカナダでは販売されます。
価格とグレード構成一覧はこちら。
従来型のマツダコネクトが継続採用という事で最上級グレード”Signature”のみ350カナダドル(日本円換算で約27,000円)値上げとなっています。
米国仕様はまもなく実車が見れそうなのでさらに詳しい情報や画像も出てくるはずなので注目しておきたいと思います。