つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

フランスで「MX-5(ロードスター) SKYACTIV-G 2.0搭載モデルが2024年上半期頃で販売終了」という噂が浮上(欧州全体が対象の可能性も?)

(画像 フランスマツダ)

日本や欧州で大幅商品改良モデルが発表された「ロードスター(MX-5)」ですが、フランスでちょっと気になる噂が浮上しています。

 

 

ロードスター(MX-5)に関してはすでに日本や欧州の一部で2023年大幅商品改良モデル(海外は2024年モデル)が発表済み。

エクステリアデザインの小変更を中心に現行モデル最大規模の改良を実施して年明けから販売開始される予定ですが、フランスでは早くも来年の動向に関して気になる噂が出てきています。

 

 

今回取り上げるのはフランスのMX-5オーナーズクラブ「MX-5 FRANCE」のWEBフォーラムに投稿された内容。

リンク先ではMX-5 2024年モデルに関する情報交換が行われていますが、その中でフランス国内のマツダ売店へ立ち寄ったユーザーさんが気になる内容を投稿・・・・。

ル・マン市のマツダ売店へ立ち寄ったところ184CV(SKYACTIV-G 2.0搭載モデル)は2024年の第1四半期末で販売終了する事が確認された。

・注文受付の締め切りは来年3月10日?

・35th AnniversaryEdition(35周年記念車)に関する情報はまだ無いようだが、もし販売されるとすればSKYACTIV-G 2.0ではなくSKYACTIV-G 1.5との組み合わせになるかもしれない。

これに関して販売店でMX-5の販売に関する資料を見せてもらったという別のユーザーさんもこのような投稿をしています。

・2.0Lエンジン搭載モデルは2024年最初の6か月の間(おそらく2024年上半期の意味)に欧州全体で販売終了する(MT/AT問わず)

・見せてもらった資料には「2.0Lエンジン搭載モデルが来年で生産終了(2024年5月が最終生産)するので、次回の在庫注文時では2.0Lエンジン搭載モデルを中心に注文する事を勧める」と書かれており、資料にはMX-5 プロダクトマネージャーの署名もあった。

MX-5 FRANCEのWEBフォーラム上では少し前から2.0Lエンジン搭載モデルが販売終了する噂が出ていたのですが、ここにきて来年の上半期に販売終了する事を販売店で教えてもらったユーザーさんが複数出てきました。

フランスマツダから2.0Lエンジン搭載モデルの販売終了に関する案内や予告は出ていないので現時点では"あくまで噂"ですが、2人目のユーザーさんはフランスだけでなく欧州全域が対象と書いているのでかなり気になる内容ですね・・・。

欧州向けのMX-5は1.5L(MT)と2.0L(MT/AT)が用意されており、それぞれソフトトップ・RF両方で選択可能になっていますが、MX-5 FRANCEのWEBフォーラムを見る限りだと2.0Lエンジン搭載モデルが売れ筋との事なので、噂通り販売終了すれば影響も大きそうですが・・・。

 

このような噂や話題が出る理由としては欧州で厳しくなる環境規制やCAFE規制がまず頭に浮かびますが、欧州の新しい排ガス規制「ユーロ7」は2025年7月から施行予定なので、来年上半期に販売終了するのはちょっと早すぎる気も・・・。

(今月18日にはEUからユーロ7の規制緩和と施行開始時期を遅らせる方針も示されました)

これ以外で理由として考えられるのは「SKYACTIV-G 2.0の更なる改良」

ロードスター(MX-5)は2018年に1.5Lと2.0Lエンジン両方の改良を実施していましたが、今年の大幅商品改良では日本仕様の1.5Lのみ2回目のスペックUPを実現。

さらに、国内のオーナーミーティング等でも2.0Lもさらなる進化を匂わせる発言が出ているので、来年の商品改良で2.0Lエンジンを改良するのに備えて早めに注文を締め切るという可能性もあるかもしれません。

ちなみに、マツダが現在スーパー耐久シリーズへ投入しているロードスターCNF concept)も200ps程度まで出力UPされているので、このモデルはカーボンニュートラル燃料だけでなく次回以降のエンジン改良も見据えた実証実験を行ってる可能性も・・・?

 

 

まだ大幅商品改良モデルの販売も始まっていない事から今回の話題もまだまだ信憑性が不明ですが、国内ではソフトトップモデルにも2.0Lエンジン搭載車を用意する事が検討されているので動向か気になるところ・・・。

加えて2024年はロードスター35周年でもあるので記念車の行方も含めて続報が待たれますね・・・。