つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

フランスに続いてドイツでも「MX-5(ロードスター) SKYACTIV-G 2.0搭載モデル販売終了」の噂が浮上。

(画像 ドイツマツダ)

大幅商品改良モデル(2024年モデル)の販売がいよいよ始まった「ロードスター(MX-5)」ですが、ドイツで気になる噂が出てきています。

 

 

ロードスター(MX-5)に関してはすでに日本や欧米で大幅商品改良モデル(2024年モデル)が正式発表されていますが、フランスでは昨年末に「SKYACTIV-G 2.0搭載モデルが2024年上半期頃に販売終了」という噂が浮上。

大幅商品改良モデルが発表されたばかりだった事からやや信憑性に疑問もありましたが、似たような話がドイツでも出てきています。

 

 

今回取り上げるのはドイツのND型MX-5専用WEBフォーラム「MX5-ND-Forum」に投稿された内容。

こちらでも「ND mit 184 PS wird zukünftig eingestellt …(184馬力のNDは将来的には廃止される予定です…。)」というスレッドが立ち上げられており、複数のユーザーが情報交換を行っています。

いくつかピックアップして紹介すると・・・・。

・販売店によると最後の2.0L搭載モデル(おそらくドイツ向けの意味)は4月に生産予定で、3月初旬までに注文を行う必要があるとの事(1月4日投稿の内容)

・販売店から「2.0L搭載モデルは2024年2月1日以降提供されなくなり、注文受付も1月30日午後12時で締め切られる」というメールが来た(1月25日の投稿)

・現行型が取得している排ガス基準では2024年8月31日までしか新規登録出来ないのが理由という推測も・・・?

基本的にはフランスで出た噂と同様に最後の2.0L搭載モデルが春頃に生産する予定との事ですが、注文受付に関しては今月末で締め切るという投稿もありました。

今のところドイツマツダから関連するニュースリリースや案内は出ていないので、現時点では噂の段階ですが、注文受付の締め切り日時がかなり具体的なのは気になるところ・・・。

 

販売終了する理由として排ガス基準を挙げるユーザーもいるので調べてみると、現在欧州の排ガス基準は2020年から適用されてる「EURO 6d-ISC-FCM」が標準ですが、この基準で認証取得した車両を新規登録できるのは2024年8月31日まで。

欧州では新しい排ガス基準「EURO 6e」が昨年から段階的に導入開始されており、2024年9月1日からは全ての初回登録車が対象になるとの事。

☆ADAC(ドイツ自動車連盟)公式サイトに掲載されている排ガス基準解説

ドイツマツダが公開しているWEBカタログを見る限りだと現在販売されてるマツダ車は全て「EURO 6d-ISC-FCM」のままなので「EURO 6e」へ更新する必要がありますが、もしかするとSKYACTIV-G 2.0は現状のまま新しい基準へ対応するのが難しいのかもしれません・・・。

発表されたばかりのMX-5 2024年モデルでも排出基準は「EURO 6d-ISC-FCM」のまま (画像 ドイツマツダ)

ただ、欧州ではSKYACTIV-G 2.0搭載モデルの方が売れ筋という話を複数見かけたのに加えて、日本ではMAZDA SPIRIT RACINGブランドのコンプリートカーでSKYACTIV-G 2.0を200ps程度にスペックUPさせる動きがあるので、欧州仕様でも改良やアップデートを実施してから販売再開する可能性も考えられます。

 

 

今のところ欧州全体でSKYACTIV-G 2.0搭載モデルに関して正式な案内やリリースを出してる現地法人が無いのでまだ噂レベルの内容ですが、今年はロードスター35周年の記念すべき年でもあるので、記念車の中身も含めて今後の動向に注目ですね。

 

令和6年能登半島地震災害の義援金受付関連リンク。

・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)

令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金ふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。