つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

外部給電器に接続対応しているMX-30 EVモデルは「2021年7月生産分から」

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(画像 MAZDA)

先日、MX-30 EVモデルで接続可否を確認した外部給電器をマツダが公開した事をブログで取り上げましたが、さらに詳しい情報が出てきました。

 

前回取り上げたブログ記事。

 

今回、MX-30 EVモデルの外部給電器接続対応に関して詳しく取り上げているのはおなじみ「中国新聞

リンク先によると・・・

マツダはMX-30 EVモデルに蓄電能力を生かして外部への給電に必要な装置を接続できるようにした。

7月生産分の車両からニチコン京都市)製の外部給電器「パワー・ムーバー」が使用可能に。

・6月以前の生産車と車両価格は変わらない。

マツダは今回、ソフトウエアの変更で給電器を接続できるようにした。

ニチコン製の外部給電器が接続可能になっているのは前回のブログで触れましたが、これに対応しているMX-30 EVモデルは”2021年7月生産分から”のようです。

 

そこで、オーナーズマニュアルをチェックしてみるとMX-30 EVモデルの取扱説明書は新たに「車体番号:DRH3P-100176~」の物が追加されていました。

マツダ|マニュアル・取扱説明書|オーナーマニュアル

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(画像 MAZDA)

MX-30 EVモデルの取扱説明書にも関わらず何故か機能説明で描かれている車はMAZDA3ファストバックっぽい外観・・・・。

将来的にはMAZDA3ファストバックにも給電機能を備えたEVやプラグインハイブリッドを出すというメッセージかも?なんて妄想も膨らみますが(笑)

 

ただ、マツダが現時点で公式ニュースリリースを一切出さずにいつの間にか改良したのはやや気になるところ・・・。

MX-30 EVモデルで外部給電器に接続対応するのは商品力を向上させる改良だと思うのでもっとしっかりと宣伝を行ってもいいのでは?と思ったりします。

(お盆明けくらいに正式リリースするのかもしれませんが・・・)

 

さらにMX-30 EVモデルの外部給電器接続対応はソフトウェア変更のみで実施されているのもポイント。

MAZDA3やCX-30と同様に「MAZDA SPIRIT UPDATE」を通じて今年6月までに生産された車両に対しても接続可能になるアップデート版ソフトウェアが提供される可能性も考えられますね。

現時点でMX-30 EVモデルで対応したのは電気製品への給電(V2L)のみで家庭への給電(V2H)は未対応ですが、「ロータリーマルチxEVモデル」や「ラージ群第一弾モデル」のプラグインハイブリッドで対応する可能性も考えられます。

地震や台風などの災害が多い日本にとって大いに役立つ装備だと思うので今後の展開にも注目ですね。