マツダが取得している意匠登録には非公開になってる内容が5件ありましたが、その内の一件が公開されていました。
意匠登録では発売前の商品デザイン等を前もって出願する際に内容を非公開にできる「秘密意匠」の制度があり、昨年11月時点でマツダが取得している意匠登録の中にも5件の秘密意匠が含まれていました。
秘密意匠は基本的に商品が発売されてから公開されるように設定されていますが、これまで秘密意匠になっていた中の1件がいつの間にか公開されています。
今回公開されていたのは昨年5月に秘密意匠として登録されていた「登録番号:1745188号」の内容。
〇昨年5月に取り上げたブログ記事
〇特許情報プラットフォーム
フロントデザインだけを見ると「CX-60」に見えますが、リアバンパーはマフラーカッターが無いデザインで、サイドビューを見ると明らかにホイールベースがCX-60より長く見えます。
これまで秘密意匠だった事も考えると、これは今年ワールドプレミアされる予定のラージ商品群第4弾「CX-80」のエクステリアデザインに関する意匠登録の可能性がかなり高そうです。
CX-60のエクステリアに関する意匠登録は2022年夏に公開されているので今回の意匠画像と比較。
CX-60のエクステリアと比較するとリアバンパーのデザインやホイールベースの違いがよく分かるのに加えてルーフレールも装着されてますね。
そしてCX-80と思われる意匠登録のフロントグリルをよく見ると正面向かって右上に3本線の意匠が追加されており、グリル下部の超音波センサー取り付け部とロアグリルの開口部もCX-60より大きくなっています。
特に右上の3本線はCX-60の意匠登録に含まれていないので目立ちますが、位置や形状を見るとCX-5のようにグリルアクセントを採用するのでしょうか・・・?
「CX-90」の意匠登録も昨年9月に公開されているのでサイドビューとリアデザインを比較。
リアバンパーの意匠が少し異なりますが、マフラーカッターが無いデザインやルーフレール装着は共通。
何となくテールランプが全く同じ形状に見えるのは気のせいでしょうか・・・?
サイドビューを見るとリアガラスの大きさやDピラーのウィンドウ形状がやや異なっているのが確認できますが、よく見るとリアオーバーハングもCX-80と思われる意匠登録の方が少し短い気も・・・。
ちなみに、昨年夏前には欧州でCX-80と思われるテスト車両がスクープされていましたが、今回取り上げた意匠登録の特徴ともほぼ一致するように見えるので、今回の意匠登録はCX-80の可能性がより高そうですね。
2024 Mazda CX-80 Spied As A Super-Sized CX-60 With A Third-Row | Carscoops
まだワールドプレミアされてないこの時期に秘密意匠だった内容が公開された理由は謎ですが、ワールドプレミアの時期が間近に迫ってる可能性はかなり高そうです。
欧州やオーストラリアでは3月にワールドプレミアの噂も出ていたので、今後の情報に注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。