つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

今週新たに公開されたマツダが出願中の特許(2021.10.28)

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(画像 ipforce.jp)

 

今週新たに公開されたマツダが出願中の特許は9件。

その中から気になった内容を取り上げていきます。

 

まずは「車両制御システム」という題名の内容から。

特開2021-169238 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

〇資料に記載されている特許の目的
近年では直進走行中にコ―スティング走行、すなわち、クラッチを切ってエンジンから駆動輪への動力伝達を切った状態で走行するモードに切り換えることで燃費を向上させる技術が知られているが、このような通常の走行モードとは異なるコースティング走行に移行した際には、駆動輪へ伝達される駆動力が抜けた際(すなわち、動力伝達が切れた際)に車速は変わらなくても直進安定性が悪化するという問題がある。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、コースティング走行時における直進安定性の向上が可能な車両制御システムを提供することを目的とする。

こちらは「後輪転舵機構(=四輪操舵・4WS)を装備したFRベース車両」に関する内容です。

元々四輪操舵は80年代に多くの車種で採用されたものの、その後採用車種が大幅に減少。

しかし近年では技術の進歩もあって再び採用する車種が増えてきています。

マツダもカペラ・センティア・ユーノス800で採用実績あり)

四輪操舵に関しては今年5月にオーストラリアの自動車メディアが「マツダのラージ群モデルに採用される可能性がある」と報道。

あくまでメディア独自の予想という可能性も考えられますが、ラージ群第一弾モデルとして登場が有力な「CX-60」で実際に採用されるのか気になるところですね・・・。


次は「車載エンジンの吸気通路構造」という題名の内容。

特開2021-169813 | 知財ポータル「IP Force」

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(画像 ipforce.jp)

〇資料に記載されている特許の目的。

ここに開示する技術の目的とするところは、機関出力軸に対してサージタンクの天井面を傾斜させた場合に、氷柱の溶融によって生じた水を、各気筒に偏りなく吸い込ませることにある。

こちらは「縦置き直6エンジンの吸気構造」に関する内容です。

使用燃料は記載されていませんが、マツダが公開した仕様を見る限りだとガソリンエンジンの可能性が有力でしょうか・・・・?

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(左:MAZDA、右:ipforce.jp)

 

今週気になった内容は以上となります。

来週以降も気になった内容を取り上げていきたいと思います。