つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

タイランドマツダが2021年度販売台数や今後の事業戦略を説明するイベントを開催、会場ではMX-30 EVモデルの実車も現地初披露。

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(画像 タイランドマツダ)

 

タイランドマツダが2021年度販売台数と今後の事業戦略を説明するイベントを開催し、会場ではMX-30 EVモデルの実車も現地初披露しています。

 

タイランドマツダ公式ニュースリリース

タイランドマツダは年間販売台数と今後の事業戦略について説明するイベント「2022 Mazda Business Review & Way Forward」を開催。

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(画像 タイランドマツダ)

マツダがすでに発表している電動化戦略やブランド価値経営を中心に説明が行われたようですが、その中で2021年度販売台数や今後の事業戦略についても発表がありました。

 

①2021年度(2021年4月~2022年3月)販売台数一覧。

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「赤枠が2021年度販売台数 (画像 タイランドマツダ)」

2021年度の販売台数はコロナ禍や半導体不足の影響で前年比10.87%減少となっていますが、その中でCX-3は大幅に販売台数を増やしています。

さらに、グローバルで最量販車種になっているCX-5よりCX-8の方が多く販売されているのも特徴的ですね。

ちなみに、タイにはマツダの生産拠点「オートアライアンス(タイランド)」があり、こちらではMAZDA2、MAZDA3、CX-3、CX-30を生産。

さらに、OEMモデルとなった新型BT-50もいすゞのタイ工場で生産されています。

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(画像 MAZDA)

タイでは輸入される自動車へ高い関税(調べた限りだと200%の関税)が掛けられるので、現地で生産される5車種が販売の中心になっています。

 

②認定中古車「マツダCPO(Certified Pre-Owned)」をタイ国内で拡大へ。

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(画像 タイランドマツダ)

日本ではすっかりおなじみとなった認定中古車ですが、タイランドマツダも国内で展開するとの事。

すでに9つの販売拠点へ導入されているようですが、これに加えて2022年内には19拠点を追加。

2025年までにバンコクとその周辺地域をカバーするのが目標となっているようです。

 

③MX-30 EVモデルの実車を現地初披露。

そして会場ではMX-30 EVモデルの実車を現地初披露しています。

タイランドマツダニュースリリースではMX-30 EVモデルに関して特に触れられていませんが、実車を展示したという事は近い時期に販売する方向で計画が進められているのかもしれませんね。

 

タイは先に紹介した「オートアライアンス(タイランド)」で日本向けのCX-3も生産開始する事でより重要度の高い地域となっていくはずなので引き続き躍進していく事を期待したいです。